江蘇省グルメ紀行
去年の8月末から9月にかけて妻の地元江蘇省の鎮江市、南京市、揚州市、淮安市など各地を周ってきましたが、各地で食べた地元グルメについて今日は紹介したいと思います。
日本で有名な中国地方料理といえば四川料理と広東料理、上海料理、北京料理、東北料理、西安料理・・最近だと雲南料理も人気ですが、意外と江蘇省の料理ってかなり人口の多い地域にも関わらず日本では知られてません。(私も今回妻の地元を旅行するまでパッとイメージできませんでした)
ところが現地入りしてみると次々と未知なる美味が!
ということで江蘇省で食べた絶品グルメを一挙公開します。
水晶肴肉
鎮江市に到着して妻の実家で最初に出てきた地元グルメがこれ。鎮江市の郷土料理で豚足を硝石(硝酸カリウム)と塩で漬けた後、スープで茹でた肉料理。ゼラチンたっぷりでとってもやわらかい。されど豚足独特のぐにゃりとした食感ではなく高級チャーシューのようなしっかりとした食感。これは白酒がどんどん進んでしまう逸品でしたね。
盐水鸭
その名の通り塩水に漬け込んだ鴨料理で南京の名物です。家族も大好きな郷土料理のようで鶏肉に比べて噛みごたえがあり、日持ちもするのでお土産にも持ってこいです。これも思いっきり白酒がススム!(そればっか)
软兜长鱼
いわゆるタウナギ(厳密に言うと種類がちょっと違うようですが)。揚州に行ってからは毎食のようにこの食材が出てきました。一度親戚のおばさんがレストランの裏で絞めて捌いてくれたんですが、お酢をかけた瞬間にゾンビのごとく飛び跳ねてホラー映画さながらでしたが・・
ちょっと具材が多すぎて埋もれちゃってますが、こうして麻辣スープで煮込んだり
こうしてあっさりスープに入れたりもします。
脊柱?真ん中のぶっとい骨を取らずに調理しているので飲み込まないように注意が必要ですが、本当にヘルシーで美味しいです。うなぎに比べてかなり低脂質になっています。
手抓饼
これは割とジャンクな巻きクレープ感覚で食べる南京屋台料理(小吃)ですが、その名の通り手でつかんで食べ歩きできるので観光中にもってこいのおつまみです。
金丝馓子
こちらは淮安市の名物スイーツ。調理師が箸を器用に使って飴細工のように油で揚げながら形を整えていくのでエンターテイメントとしても楽しめます。味もかりんとうみたいな感じでとっても美味しいです。
グルメ以外にも色々なことがあった江蘇省の旅路も無料マガジンにまとめていますのでぜひお読みください。