2つのストーリーが並行に展開する
皆さまこんにちは☺️
あい☺️美月☺️も元気かい?
自分の見解で要点まとめ
「どんな専門家がいい専門家?」
火山学のベテランの研究者があるとき噴火の予知に失敗した。
しばらくはないと言っていた噴火が起こってしまったのだ。住民はすぐにその研究者を糾弾(キュウダン)したのだろうとだれもがおもいどうなものだが、
じっさいにはその研究者に対する住民たちの信頼は揺るぐことがなかったという。
理由は1つ、「わしらが盆休みに遊びほうけ、正月に酒びたりになっているときも、あの先生は1日も休まず火口を見に行ってたのを知っているから」と言うものだ。
その友人があるフォーラムで、参加者にこんな問いを投げかけた。
「どんな専門家がいい専門家ですか?」
返ってきた答えはごくシンプル。
高度な知識をもっている人でも、責任をとってくれる人でもなく、「いっしょに考えてくれる人」。
市民に代わって正しい答えを出してくれる人ではないのだ。
「工学離れの深因?」
若い人たちは、産業界から提供されるまずは便利な、
次に「かっこいい」製品に眼を輝かせ、いずれそれを創る側に回ることを夢とする学生も多かった。
要望のこうした変容は、村上の描いているように、時間感覚の変容をともなう。
時を未来から現在へと“流れ来る”ものとしてではなく、
現在から過去へと“流れ去る”ものとして感じるというセンスである。
いまこんなに欲しくてたまらない指輪も、明日になればもう欲しくなくなっているかもしれない、、、、
という感覚である。
「右肩上がり」の時代はそうではない。
高度成長期以降、産業はすべて時を先駆しようとするものだった。
利益(プロフィット)の見込み(プロスペクト)の計算、事業計画(プログラム)、生産(プロダクション)工程、事業の進展(プログレス)の確認とその後のスタッフの昇進(プロモーション)
というぐあいに、生産から営業まで、プロスペティヴというべき前傾姿勢で事にあたってきた。
「先に」とか「前もって」を意味する接頭辞「プロ」がついた行動の、
見事なまでのオンパレードである。
先にトレンドを据え、先に事業を起こした者勝ち、
というわけだ。
まだ40ページ目なので更なる展開を後ご期待くださいませ。
祇園祭りを大文字山から望遠鏡で見た風景✨✨✨
なのにこんなにも繊細なの?🧐
一から順序よく読んでいる最中に、
突然本をペラペラとめくり始めて、
なにかの拍子にフと目に飛び込んできたタイトルや記事を目にする時があるので、
そこからまた読み始めたりしてクルクルと回しながら読む癖があります。☺️
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