全文日本語訳:バットマンとジョーカーの会話(ザ・バットマン削除シーン)
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(すでに複数のチャンネルがコピー動画をPublishedでアップ済みですが😅)
PC環境の方は再生しつつ読み進めたいただくのも良いかと。
▼全文日本語訳
(シャッターが開く)
B:(無言でスクラップブックを渡す)
J:プレゼントか。1周年だもんね。
Hmm… Present. It's anniversary, isn't it.
B:連続殺人が起きた。お前の意見を聞きたい。
There is a serial killing. I want your perspective.
J:1周年プレゼントが…新聞の切り抜き?
First anniversary is paper.
J:こんな安物で済ませるなんて。
What makes you think I'm so cheap?
B:興味があると思ってな。
I thought you would be curious.
J:これ開けてもいい?
Oh. Do you think I can open this stuff?
B:どうぞ。
Don't you.
J:写真があるじゃん。ふほほ。
You have pictures. Lol.
J:(スクラップブックを取り出して読む)
J:ヘヘヘ。ヘヘヘへへ。
He-he-he. He-he-he-he-he.
J:暴力だねえ。
Oh, it's violence.
J:(死体が)めちゃくちゃじゃん。
It's so broken.
J:ナゾナゾか好きなヤツみたいだな。
He likes little puzzles, doesn't he?
J:変なヤツだ。
So ridiculous.
J:人生をかけてこれをやってそうな感じ。
Like he has been planning this with his whole life.
J:コイツが誰だか知ってるぜ。
I know who he is.
B:ほう。誰だ?
Who? Who is he?
J:誰でもない奴さ。何者かになりたいだけの。
He's a nobody, wants to be somebody.
J:市長かもしれないし。警察本部長かもしれないし。
That's the mayor, that's the commissioner…
J:コイツには野心があるね。
Yeah, he has got ambition.
B:政治犯だと思うか?
You think his motive is political.
J:いやいや、個人的な恨みだね。
Oh, no. This is very very personal.
J:コイツは警告されたように感じたから殺したのさ。
He feels these people have all warned him.
J:たぶん仕返しだよ。癒えない傷とか。大金を盗まれたとか。
Probably goes way back, unhealed wounds, stolen much money.
B:なぜ俺に手紙を残すんだ。
Why is he writing to me?
J:もしかしたら、お前のファンかも。笑
Maybe, he is a fan of yours. Lol.
J:もしくは、お前を恨んでいるのかも。
Or maybe, he had got a grudge against you.
J:あるいは、お前がメインディッシュなのかもな。
Maybe you are the main course.
J:で、お前に何か考えはあるのか?
Any theories?
B:まだだ。(考え中だ)
Not yet.
J:マジかよ。
Really?
J:お前っていつも話しにくいよな。笑
You are normally so hardly conversant. Lol.
J:ただ今回は違う。
But something is different, this time.
J:なんで今回は動揺してるんだ?
This is very upsetting to you.
B:話題を変えるな。
Let's get back to him.
J:なんで?笑
Wh-y-y-y. Lol.
J:お前ってマジでおもしれえな。
You are so much more fun.
B:俺の話をするためにここに来たんじゃない。
I'm not here to talk about me.
J:何の話をしに来たんだよ。
What are you here to talk about?
B:コイツが考えていることを知りたいんだ。
I want to know how he thinks.
J:そんなことお前ならもう分かってるだろ。
You know exactly how he thinks.
J:ちゃんと読んだのかよ。
Have you read this file?
J:(スクラップブックを突き返す)
J:コイツとお前はよーく似ている。
You two have so-o-o-o much in common.
J:覆面をつけて、復讐してる。
Masked… Vengeance…
J:なんならコイツの方が迷いがなくてしっかりしてるよな。笑
So, he is even more righteous. Lol.
J:どうした、比べられるのが怖いか?ははは。
Oh… Are you afraid of he makes you look soft? Hee-ha-ha-ha-ha!
B:時間の無駄だったな。
Wasting my time.
B:(スクラップブックを乱暴に受け取る)
J:ははははは!
Ha-ha-ha-ha-ha-ha!
B:(看守をブザーで呼ぶ)
J:おけ、おけ。
Okay, okay.
J:お前が何を考えているか当ててやんよ。
I'll tell you what you really think.
J:俺が思うに、お前はお前自身のことが怖いんだ。
I think, you're only terrified motive us the way you are so hates you.
J:俺が思うに、心の奥底で、お前は恐れているんだ。
I think, somewhere deep down, you're just terrified.
J:なぜならお前は自信がないんだ。そうだろ?笑
'Cuz you are not sure even, Uh-huh?
J:彼らが殺されたのは当然だと思ってるだろう?ふふふ。
You think they deserved it. Uh-huh?
J:お前はそう思ってるんだろう?ふはははは!
You think they deserved it. Uh-ha-ha-ha-ha-ha-ha-ha!
J:ふははははは!
Ha-ha-ha-ha-ha-ha-ha…!
B:(無言で立ち去る)
▼先日にツイートした時からの変更点
この部分は大きく変更しました。一度目に聴いた時と違って聴こえたので。
YouTubeにはAIで自動字幕を作成する機能があるのですが、Twitterでサクッと書いた時点ではAIを信じていました。しかし今回のnoteで記事を書くにあたっては、原文の英語も併記しており、そこでどうも違うなあと思ったので、自分の耳を信じて書きました。
▼もっと踏み込んだ考察
ちょっと気になった単語がありました。
この部分は英文はそのままで良いのですが、righteousとsoftの比較が、なんとなくチンコの硬さやデカさのことを言っているような気もします。righteousというのは「モラルに屈しないで強い意志を抱く様子」という意味の形容詞です。つまりインモラル(不道徳)な強さといえば…という連想です。ジョーカーは真面目な人を不快な気分にさせるために時々こういう破廉恥なことを言うイメージがります。そのために直接は言及してないで匂わせてきたワードチョイスなのかなと思います。
これを反映させて日本語訳を書き換えるとこうなります。
こっちの方がジョーカーっぽいと個人的には思います。
了。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!