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10月に観た新作映画
令和6年10月に観た新作映画は13(+0)本。
◆カウントする対象作品:
・劇場で観た新作映画
・配信で公開された新作映画
・劇場を逃したが、公開日から1年以内に配信で観た映画
・劇場で観た旧作映画(括弧で表記)
🥇:ジョーカー2人狂い(IMAX版)
🥈:憐れみの3章
🥉:サウンド・オブ・フリーダム
4:トラップ
5:まる
6:トラブル・バスター
7:ドント・ムーブ
8:侍タイムスリッパー
9:シング・スリラー
10:プラットフォーム2
11:告白コンフェッション
12:シン・デレラ
13:アクアマン2失われた王国
劇場観覧した旧作はありませんでした。
以下、観賞後のツイートを引用しながら、一言添えていきます。(*ブラウザのリーダー機能によってはツイートが表示されない場合があるので解除などお試しください)
▼アクアマン/失われた王国
『アクアマン/失われた王国』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 4, 2024
Netflixで視聴。良くも悪くもザックスナイダーの香りが全くしないDCEUのフィナーレ。10分ごとに次のステージに進んで背景がガラリと変わるので、まるでマリオのプレイ動画のようで飽きない。監督の意向は尊重したいけど、Gを食べるシーンだけは絶対に不要だったと思うw pic.twitter.com/YgIYWQ2rCI
最新作品の劇場公開から9ヶ月ほど遅れて、晴れてDCEUを完走。足掛け10年お世話になりました!
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▼憐れみの3章
『憐れみの3章』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 14, 2024
50分程度の短編を3つ繋げたオムニバス。出演者がほぼ同じで、少しずつ役柄や関係性をスライドさせることでイメージの重ね合わせが生じて、味わいが深くなり面白さが増強する。ランティモス監督が毎回欠かさない自傷行為のシーンも3話とも欠かさずあって強烈に満足した。 pic.twitter.com/m4JbrBraml
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
▼サウンド・オブ・フリーダム
『サウンド・オブ・フリーダム』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 12, 2024
場外乱闘がきな臭くて腫れ物扱いされてる映画だが、作品の政治色は意外と薄味で、映画としてめちゃ良くできてる!人身売買と児童売春がテーマなのでクソ重いが、ストーリーと演出はすごくエンタメ映画の手法で(不謹慎かもしれないが)すごく面白い。マジで必見です。 pic.twitter.com/0UbOfd6Ulu
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
本作については陰謀論を斡旋する映画のように語られて敬遠されがちですが、実態は異なることを強調しておきたいです。
▼ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 14, 2024
観客に好都合な解釈をいくらでも許した前作から打って変わり、本作ではトッドフィリップス監督とホアキンフェニックスが「逃れようのない正しい解釈」を押し付ける。映画とは観客ではなくて作り手の物であることをまざまざと見せつけられる。これは完璧な続編だ。 pic.twitter.com/vSBDFdCZvY
初日に観た。これだけは言いたい:本作は万人向けエンタメではないが品質は高い。脚本は面白いし、撮影は見事で、音楽の演出も良い。世間の低評価は色々な思惑や不運が重なったのが少なからずあるかと。好き嫌いは自由だが、「どうせクソ映画だろ」と食わず嫌いするのは勿体無い!
ジョーカー2はポリコレ臭がほとんどしないのも特徴だ。
一般的にポリコレ要素があると、批評家には加点評価されて、一般客には減点対象にされることが多い。もしかしたら本作ではそういうブーストが無かったので、批評家と一般客で点数が逆方向に伸びなかったのも点数の一致に寄与したかもしれない。
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 31, 2024
2回目は池袋のIMAXレーザーGTで観覧。巨大なホアジョとガガ様の顔面を堪能した。
今回IMAXで気づいたが、アーサーの妄想のシーンだけ画面がIMAXサイズになっている。これはメタ的で面白い使い方なので、ブルーレイ等でも是非フルサイズで収録して欲しい。 pic.twitter.com/8xjRG5uEii
本作は、《映画内での現実かアーサーの妄想かで画面サイズを変更している》ので、IMAXで観覧することを強く推奨します。(ブルーレイに収録されない可能性もあるし、まだ上映が続いてれば良いけど)
▼告白:コンフェッション
『告白/コンフェッション』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 16, 2024
Netflixで視聴。なんと4K配信されており映像が美しくて心地よい。内容は心理サスペンスかと予想したが、結構フィジカルなホラー映画だった。編集なのかアクションなのか中盤のテンポがやや悪い気がしたが、オチは意外性があって面白かった。 pic.twitter.com/zdeHcByTqH
映像が4Kなのが地味に嬉しかったです。ギャガ、やれば出来るじゃん!
山下敦弘監督といえば『リンダリンダリンダ』ですが、こちらも韓国女優のペドゥナが出演してますね。そして今年の『水深ゼロメートルから』も良かったです。
▼シング:スリラー
『シング:スリラー』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 23, 2024
タイトルの通りマイケルジャクソンのスリラーのパロディMV的なものをシングのメンバーでやってみたました、という感じ。10分程度の短い作品だが、ちゃんとマイケルのスリラーの押さえるべきポイントは逃さず押さえててかなり楽しい。 pic.twitter.com/XqUFKyeBYP
短編だけどちゃんとマシューマコノヒーやスカーレットヨハンソンが声の出演をしてて、映像も4Kで美麗に作られていて、最高でした。同時期に配信された『バッドガイズ』のハロウィン短編30分は声優も映像もクオリティが低くて5分で離脱しちゃいましたからねえ…
▼まる
『まる』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 25, 2024
主演・堂本剛、監督・荻上直子(かもめ食堂)による、不思議感覚ドラマ。不意に作品が大バズりして一躍「時の人」になってしまった画家の、戸惑いと再出発を描く。KinKi Kidsとして活躍した堂本剛自身のキャリアと重ねて観ることもできて、かなり強いスパイスというか毒もあって味わい深い。 pic.twitter.com/Gk00GLMUhZ
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
▼トラブル・バスター
『トラブル・バスター』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 26, 2024
スウェーデン制作のNetflix映画。殺人の冤罪で収監された男の逃亡復讐劇。90年代ハリウッド映画のようなケレン味とコミカルさが楽しく、ヒロインと相棒を兼ねる女性警官の描写は嫌味なく現代的にアップデートされてる良作。北欧の清潔な雰囲気も爽やかで心地よい。 pic.twitter.com/nP5aBVIXb6
これはかなり面白かったですよ!
▼プラットフォーム2
『プラットフォーム2』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 27, 2024
スペイン発のワンシチュエーションSF傑作映画の続編がNetflixで制作された。かなり綺麗に完結させた印象の前作から意外な形でつながる良くできた続編映画。前作のラストに残った最大の謎の一つに答えが示されたが、新たに倍の謎が増えましたって感じ。笑 pic.twitter.com/oahSVQ1E1I
これは前作を観た直後じゃないと、少しキツイかもです。
▼トラップ
『トラップ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 29, 2024
シャマラン監督の新作。かなり予想が難しいタイプの脚本で、翻弄されて楽しかった。物語はシリアスだが、各キャラの一つ一つの行動や演技にはどこか滑稽さがあって、終始ニヤニヤが止まらなかった。劇中の人気アーティストを演じるのが監督の実の娘というのも面白い。 pic.twitter.com/rwLIaQuQRV
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
▼侍タイムスリッパー
『侍タイムスリッパー』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 28, 2024
話題どおりの面白さ。時代劇の伝統を感じさせる深み。美しい殺陣。主人公も師匠役も敵役も、身体の使い方が只者ではない。こういう文化や芸術は残したいよねー。アクションを抜きにしても映画としてポイントを押さえた心地よい脚本と演出。劇場で観て良かった。 pic.twitter.com/jXO97G8ZNG
序盤シーンの方言がめちゃ強烈で、現在の観客に媚びない姿勢が心地良かったのと、現代で過ごす時間が長くなるにつれて方言がマイルドになっていく演技が秀逸だと感じました。
ネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、「時間は延びたり縮んだりするけど巻き戻すことは出来ない」という『インターステラー』でのアンハサウェイの台詞を思い出しました。
▼シン・デレラ
『シン・デレラ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 29, 2024
有名童話のB級ホラーアレンジ映画。魔法には代償がつく、そりゃそうだよね。日本タイトルがいかにもB級感があって好き。メインの凶器はガラスのハイヒールという面白み。個人的には意地悪なお姉さんの方が美人で好みだった。それもある意味で現代的な解釈なのかな。 pic.twitter.com/8IQZk5R8jm
予想通りに収まるB級として「優等生」な映画でした。
アマゾン制作の多様性満載ミュージカルの方がアレンジ版リメイク映画としては好きですかねー。こうなるとリリージェームズ主演でディズニー制作の正統派実写版シンデレラも観たくなってきました。
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案外こじんまりとした映画だったので、改めて思い直したのですが、やっぱりマッド・ハイジは色んな意味で突き抜けてて面白かったですね。まあ予算の都合とか、時代設定とか、レーティングとか諸々前提条件が違うから単純比較はできないですけど。
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▼ドント・ムーブ
『ドント・ムーブ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) October 31, 2024
Netflix映画。自殺願望を持つ女性を説得して救出した後に誘拐して殺すのが趣味、という超サイコ野郎からの逃亡スリラー。薬物を注射されてほとんど動けなくなった主人公が機転を利かせる描写が見どころ。プロデュースは『ドント・ブリーズ』と同じくサムライミで、事実上の姉妹作。 pic.twitter.com/hKT5WSI7Cr
面白かったのでこちらに長文の感想を書きました。
▼さ〜て、来月の映画館は?
11月公開作品で気になるのは…
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十一人の賊軍(11/1)
アイミタガイ(11/1)
レッド・ワン(11/8)
イマジナリー(11/8)
ドゥーム・ジェネレーション(11/8)
パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX(11/8)
リターン・オブ・ザ・キング:プレスリー低迷と復活(11/13)
ロスト・チルドレン アマゾン密林を生き延びて(11/14)
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(11/15)
オアシス(11/15)
「SHOGUN 将軍」第一話&第二話(11/16)
シンドバッドの冒険(11/16)
彗星に乗って(11/17)
インターステラー(11/22)
ドリーム・シナリオ(11/22)
JOY 奇跡が生まれたとき(11/22)
Back to Black エイミーのすべて(11/22)
ピアノ・レッスン(11/22)
正体(11/29)
インターステラーもそうですけど、白鳥の湖も気になります。IMAX強化月間になるかも?
11月以降も楽しみです。
(了)
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