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AIの台頭でどうなる?WEBマーケティング
皆さんは、普段、調べものをする際に、どの検索エンジンを使っていますか?Google? Yahoo? Bing?
実は今、AIの台頭により、WEBマーケティングは大変革期にあります。
今回は、今WEBマーケティングで起きていることをお伝えできればと思います。
検索エンジンの進化
GoogleやYahoo、Bingなどの検索エンジンは、ユーザーが求める情報をより早く、より正確に提供することを目指しています。
検索エンジンがWEBサイトに求めていること
・サイトの読み込み速度
・モバイルフレンドリー化(スマートフォンなどモバイル端末での閲覧に対応していること)
・ユーザーインターフェースの改善(ボタン、メニュー、フォームなどのデザインや操作性の向上)
また、AIによる自然言語処理の進歩のスピードは目覚ましく、従来のキーワード検索から、より自然な言語での質問や対話へとシフトしています。
より正確な検索結果が表示され、SEO対策もそれに合わせて変化していく必要が出てきました。
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コンテンツの質の重要性
コンテンツの生成AIが登場し、大量のコンテンツを短時間で作成できるようになりました。
しかし検索エンジンも進化しており、AIが生成したコンテンツと人間が作成したコンテンツを区別できるようになり、画像や動画の中身も理解できるようになると予想されています。
評価されるコンテンツのヒントとしてGoogleは、評価基準の中でも、E-E-A-Tが重要であると発表しています。
E-E-A-Tとは
・経験(Experience)
・専門性(Expertise)
・権威性(Authoritativeness)
・信頼(Trust)
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便利な時代ではありますが、検索エンジンに評価されるためには、人間ならではの創造性と専門性を活かして、実体験を元に人の心に響く、質の高いオリジナルコンテンツを作成していきましょう。
変わる検索行動
従来のキーワードベースの検索に加え、今後はより自然な言葉での質問や対話型の検索が主流になると予想されています。AIはさまざまな情報源を横断的に検索し、あらゆる観点から詳しい回答を提供するため、ユーザーは特定の検索エンジンに依存する必要がなくなります。
弊社の中には、すでにAI搭載検索エンジン「Genspark」を使用している、というスタッフがいました。
「Genspark」とはなんぞや?ということで、検索窓に「2ヶ月で・・・」と入力すると、
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予測変換で「5キロ痩せる」がついてきて(笑)、そのまま検索。
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なんと!検索クエリに基づいて、最も関連性の高い情報や、おすすめのサイト、よくある質問などをまとめてくれました。このように、膨大な情報を探す手間がなく、あっという間に必要な情報にたどり着くことができるようになるのです。
しかし、ユーザーにとって便利になる一方、情報提供の側面から見ると、AIの普及に伴い、情報提供における競争はかつてないほど激化していることにお気づきでしょうか。
ただWEBサイトやSNSアカウントを持っているだけでは、生き残ることができない時代となりました。今一度、自社のコンテンツは本当に必要とされる情報を提供できているか?を見つめ直してみましょう。
これからは顧客理解が大切!ユーザー行動分析を行いましょう
アクセス解析ツールGoogle Analyticsは、2023年にイベントベースの計測モデルGA4へと進化しました。ページビューだけでなく、様々なユーザー行動をイベントとして捉え、より詳細な分析が可能になり、多角的な視点からユーザー行動を理解できます。
ユーザー行動の分析とデータ活用例
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カタログPDFのダウンロード数をイベントとして計測
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顧客ニーズを把握し、製品開発に活かす
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キャンペーンの設定を行い、どのメディアの、どのキャンペーンの、どのクリックボタンからアクセスして商品を購入したかを計測
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マーケティング戦略の策定、効果測定に活用
「初回はSNS広告経由でサイトを訪れ、カートに商品を追加したものの購入には至らず、2回目の訪問では検索エンジンからの流入で、最終的に購入に至った」というような、より詳細な顧客行動の分析が可能になります。
GA4が難しくて使いこなせない方へ
より詳細なユーザー行動を分析できるようになったGA4ですが、「GA4の使い方がわからない」というご相談をいただくことが時々あります。そこで、データ可視化ツールLooker Studioのテンプレートをご用意しました。
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ウェブサイトの重要な指標が1つのレポートにまとめられているため、GA4を直接操作する必要はなく、このレポートを確認するだけで必要な情報を得ることができます。
さらに、GA4のイベントデータとLooker Studioの分析機能を組み合わせることで、ユーザーの行動をより深く掘り下げ、詳細な分析が可能になります。
分析やモニタリングの効率化に加え、前月分のレポートを自動でメール送信する機能も備えており、レポート業務の自動化が実現します。
レポートはお客様のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能ですので、アクセス解析でお困りの際は、お気軽に弊社までご相談ください。
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