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広報の写真を撮るときに大切にしていること《風景編》

ジャム・デザイン広報部で撮影を担当しているマツオカです。
昨年に 『神戸ときめき巡り』という神戸の魅力をデザイン視点で情報発信するnoteアカウントをメンバーと立ち上げ、その後このジャム・デザイン広報部を開設し様々な場面で撮影をしています。
前回の記事では、ときめき巡りで撮影した"食"の写真を例に、撮影で大切にしていることについて紹介しました。

今回は、神戸ときめき巡りのアカウントで掲載している「おでかけスポット」をテーマに、記事の写真を例にしながら撮影する時に意識していること・大切にしていることについて書かせていただこうと思います。

こういう人におすすめ!
・風景写真をより綺麗に写したい人
・写真加工がもっと上手くなりたい人

カメラを持って、神戸の街を巡るきっかけになれば嬉しいです。

1.屋外で撮影する場合

外で撮影する場合は、何気ない風景をより美しくを意識して撮影しています。
桜と海を求め、神戸の西へ』というテーマで須磨浦山上遊園へ撮影に行った際は、春の穏やかな空気感が伝わる写真を撮ることを心がけました。

須磨浦山上遊園の東部展望台へ行った時の一枚。
海と自然の風景がとても綺麗で、お気に入りの場所です!

山上遊園のカーレーターに乗った際は、私が乗っていた緑のカーレーターを手前ボケで入れて、子供の視点で覗き込んだような構図で撮影しました。
写真加工の際は、綺麗に差し込む光・ピンク色のカーレーターの可愛らしさを表現するために、彩度は上げすぎず優しい色合いになるように編集しています。

乗り物と空間の色彩バランスを見て撮影していました。
ピンク色のカーレーターはこの1台だけで、実際に撮れたらラッキー!

神戸の北野坂エリアへ夜行った際は、車のライトが広がる瞬間を狙って光の演出を取り入れました。
モデルには光の方を向いてもらい、『街の灯り・ライトアップで輝く神戸の風景をじっくり眺めている』というテーマで撮っています。

この時は、普段の視点ではなく違う画角を探すようにしました。
少しローアングルで撮影して、写真に奥行きを出すように心がけました。

2.屋内で撮影する場合

神戸空港のミニチュアミュージアムの写真の場合は、『こっそり眺めている感覚になる写真』をテーマに撮影しました。
遠目から見た時全体像がわかるように背景をぼかしすぎずミニチュアの人に焦点を当てた点がポイントです。

ブロッコリーの模型の質感・フォルムがわかるように
上から眺める視点を選びました。

北野にある風見鶏の館の写真の撮影の際は、空間の広さを伝えるために
地面ギリギリまでしゃがんで煽りの構図で撮りました。カメラのズームや機能に頼るのではなく、自分の足で動いて構図を探すことを普段から大事にしています。

3.まとめ

風景を撮るときは、写真の中に物語を作ることと、説明がなくても見た人がタイトルを考えたくなる写真を撮ることを大切にしています。
現地の空気感や色彩をなるべく覚えているうちに写真を編集したり、今までに撮ったものを振り返る中で、日常の発見や感動するポイントを増やしていけることが写真の楽しさ・魅力であると思っています。

この記事を読んで、カメラライフがより楽しくなるきっかけに繋がれば嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が少しでもいい思った方は、「スキ」を押していただけると嬉しいです!

◯ 株式会社 ジャム・デザイン
神戸・旧居留地にあるデザイン会社です。WEBサイト制作、会社案内パンフレット制作、記念誌制作、パッケージデザインなどを行っています。
https://www.jam-design.jp/

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