ググれば済む問題と、深く探求しようとする問題の違いってなんだろう?
こんにちは。「もうすぐ9月か」と、いたって普通のことしか思い浮かばないじゃこです。
さて、
かなり前の記事『学校内の疑問と日常生活での疑問』で考察した、最後に出た疑問
ググれば済む問題と、深く探求しようとする問題の違いってなんだろう
ってことを少し自分なりに答えをだしてみました。(たぶん、誰でも考えつきそうな結論になります。たぶんです。)
もしよければ、皆さんの考えをコメント欄までいただければ喜んで返信します。
今の時代、インターネットの発達によって情報は簡単に手に入ります。
Twitterでは最新のニュースなど、インスタではオススメの観光場所や友達、芸能人の今など。
そして、グーグルなどの検索機能では、カブトムシの育て方や星座の名前、料理の仕方、数学や物理の問題・解答、子どもの育て方まで様々なものが検索されて、その答えが出るようになっています。
もう、”なんでもググれ”と言われるわけですね。
そうなんです、もう今の時代はググったら大抵のものはでてきます。いや、でてこないものはありません!
まあ、でも、検索の仕方(調べる単語、組み合わせなど)などによっては正しく検索されないこともあります。きちんと検索できる力が今の頭の良さと言われたりもします。
すみません、少し脱線しました。
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では、なんでもググれる今の時代、
ググれば済む問題と、深く探求しようとする問題の違い
ってなんなんでしょう。
まずひとつは、”その問題に向き合う子どもの動機づけ”にあります。
動機づけは「~したいといったその行動を持続させるようなプロセスや駆動力のこと」をいいますが、
ググったら済む問題は、すぐその場で知りたいとかちょっと疑問だなと思ったときに調べられるもので、お気軽に調べられることから、そこまで長く継続する動機づけは必要としません。
長くても5~10分ってとこかも。
だって、後で調べようと思っても忘れてしまうのがほとんどでしょう?
ほんとにちょっと知るだけでいい、今気になるから調べたいと思うのがググれば済む問題です。
、、、
そして、
深く探求しようとする問題
これは、動機づけでみても、かなり強い動機があると考えることが出来ます。
簡単に調べれるなら調べられるけど、
そういった表面的な理解ではなく、しっかり考えて自分の手で書いて深く理解したいといったもの。
先生や教授のような人といったら分かりやすいかも。
授業でも子どもたちの興味を引くような問題や発問をすると、主体的に取り組むようになり、簡単にググって調べたい!よりも、自分の手で解決したい!といった気持ちが強くなると思います。
解決しようとする問題も長く、授業一時間くらいのものから数学や物理の問題のように一生涯取り組むものもあります。
ふたつめは、”この疑問に対してどれだけの時間をかけていられるか”という点です。
一つ目の動機づけのとこでも述べたのですが、
ちょっとした疑問に対して(コアラのマーチの動物ってどうやってお菓子にくっつけてるの?とか)、本とかにのってそうになく、そこまでちゃんとは調べなくていいやと思ったとき、ものの5分とか10分とかでお気軽に調べられるものや、
数学の定理の証明(ABC予想、フェルマーの最終定理など)とか、物理の相対性理論やナビエストークス方程式のおうに簡単には理解することが出来ないようなもの、一週間や一年、場合によっては一生涯を費やすことを覚悟したもの。
すなわち、
自分がこの問題にどれだけ興味をもって、解決したいと思っているかと言い換えることができます。
時間って大事なんですね。
まとめ
簡単にまとめます。
「ググれば済む問題」と「深く探求しようとする問題の違い」は、
・知りたい、詳しく理解したいと思うレベルの違い、すなわち、表面的な理解に留まるか、深く理解しようと考えられるか
・さらに、解決しようとする問題に対して、自分の時間を費やすことが出来ると思うのか
の二つだと考えられます!
まだあるかと思いますが、自分はこう思うよって方がいらっしゃれば、ぜひコメント欄までお願いします!(それか、ご自身のnoteで取り上げてください!絶対見ます!)
今日はここまで!
ではでは!
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