原発マフィアと反原発の不都合な真実 4

藤沢数希 「反原発」の不都合な真実 

https://www.amazon.co.jp/dp/4106104571/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_AMqIzbZCVBGZ4 

プラント事故や採掘時の危険性だけでも、火力、水力は原子力の3倍は危険で、火力発電による大気汚染を起因にする犠牲者を考慮すると4倍ほど危険になる。

様々なデータを分析すると火力発電や水力発電が安全とは言い切れず、大気汚染という先進国では切っても切れない問題に直面します。即時原発ゼロと言い切るのはエネルギー安全保障の観点から分析すると非常に困難な選択であると思います。

チェルノブイリ原発事故やあらゆる原発事故を考慮しても、原子力発電は火力、水力、太陽光発電より実は犠牲者が少ないという報告も存在する。

にわかに信じられない言及ですが、このように冷静にデータを分析していくのも必要です。原子力発電全てが悪と決めつけて嫌悪感が芽生えてくるのもメディアの印象操作の一部なのではないか?という視点も発見出来ましました。

太陽光、風力でも実は犠牲者が出る。原子力発電1基分の発電力を太陽光で発電すると、何と山手線の内側ほどの面積が必要になってしまう。

その発電設備を設置するのに必要な資材や工事を想定しただけでも様々なリスクが太陽光に現れてくる。エネルギー密度が小さい自然エネルギーを利用するという事は、別なリスクも生ずる可能性がある。エネルギーの安全に関する論文にも化石燃料は原子力よりも犠牲者が多くなるという事実も分析により導かれていると言及しています。 


どうしても、原発は危険で自然エネルギーは安全と表面では思ってしまいがちですが、エネルギーの本質を理解していくと自然エネルギーはまだまだこれからの分野で原発も稼働して行かなければならない理由も理解出来ました。エネルギーには巨大な資本力と超岩盤の規制も存在しているので中々本質が見えてこないですが、2つの書籍を詳細に紐解いていくと様々な視点が見えてきて本当に有り難いと思います。 

騙されない 諦めない 希望を捨てない 

記事を最後まで読んでいただき感謝致します。

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