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【朝ドラヒロイン】髙石あかりを見ていたくなる訳

皆さん、髙石あかりという女優さんをご存知でしょうか?
そう2025年度後期朝ドラヒロインに選ばれた若手女優さんです。

連続テレビ小説「ばけばけ」ヒロイン発表

朝ドラヒロインが発表された当初は「髙石あかりって誰?」という声も多かった。
それもそのはず、ここ最近の朝ドラヒロインは伊藤沙莉、橋本環奈、今田美桜とすでに知名度のある女優さんの抜擢が続く中で、まだ若手で知名度も高くない女優さんの大抜擢だったから。

でも、彼女が選ばれたのは必然だったように思えるのです。
だって、彼女はそれぐらい魅力的だから。

今日は、そんな私が今まんまと沼っている髙石あかりさんの魅力をお伝えしたいと思います!

まるでドラマのような人生

「花より男子」から始まった夢

髙石あかりさんが女優という夢を持ったのは幼稚園生の時。
あの平成を代表する学園ドラマ「花より男子」を見て、井上真央さんに憧れ「女優さんになりたい!」と思うようになったそうです。

それから、髙石あかりさんは小学校3年生の頃にダンスを習い始め、
2014年12歳の時にavexキッズコンテストに参加し芸能界へ。
2016年にダンス&ボーカルグループα-X's(アクロス)のメンバーとして活動を開始しますが、惜しくもこのグループはメジャーデビュー前に活動終了。
そして、その後16歳頃から夢だった女優活動を本格的に開始しました。

α-X's時代の髙石あかり

苦労なんて物ともしない真っ直ぐさ

髙石あかりさんが女優活動を開始してからの日々は、決して順風満帆なものではありませんでした。
オーディションに落ち続ける日々、それでも彼女はどこまでも純粋でまっすぐでした。

その姿がわかる映像が残っています。
髙石あかりさんがポプ戦というティーン向けの雑誌Popteenの専属モデルを目指すAbemaのオーディション番組に出演した時のものです。

彼女は惜しくもオーディションに落ちてしまうのですが、最後まで他のメンバーの合格を心からお祝いしている姿に思わず「この子は本当にいい子なんだろうな。」と思ってしまいました。

他メンバーの合格をお祝いする髙石あかり(中央紫色のニット)

こんな風に、彼女は例えオーディションに落ちてもめげることなく、
真っ直ぐ夢を追い続け
徐々に仕事を掴み、それをものにしていきました。

天性の才能か努力か、圧倒的な演技力

演技がうまい女優さんはたくさんいます。
ですが、もう憑依しているんじゃないと思えるほど、自然な演技をする人は限られている。
それに該当する女優さんとして、まず思い浮かぶのが杉咲花さん。
最近だと「海に眠るダイヤモンド」のプロポーズシーンが印象に残っています。

そして、髙石あかりさんを初めて見た時、この子は杉咲花さんに並ぶ演技をしていると思ってしまいました。
その彼女の演技が特に光ったのが「ベイビーわるきゅーれ」というプロの殺し屋である女子高生コンビが社会に馴染もうと悪戦苦闘する作品。

個人的に特に印象に残っているのが、ドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリティ」の第11話。
職場でパワハラを受け、その辛さを同居人にバレないようにしていたがついに涙を溢してしまうというシーン。
あまりにもリアルで、こちら側まで胸が締め付けられる思いでした。
驚くことに、髙石あかりさんはまだ21歳。この年でここまでの演技ができるとこの先が期待でしかいないです。

これほどまでの演技力、どのように磨かれたのか?
髙石あかりさんはインタビューでこのように答えています。

女優としてお芝居をしていて、時々役に入り込んでしまい、周りが見えなくなる瞬間があります。自分ではなくなって、コントロールできなくなってしまうくらい役になりきってしまう、その瞬間が本当に楽しくて。「この感覚をまた味わいたい!」と思ってお芝居をしています。

学生新聞オンライン インタビュー

彼女はいわゆる没入型の演技をするタイプ。それはもう才能なのかもしれません。
しかし、それに相まって彼女は努力も積み重ねています。

特に、「ベイビーわるきゅーれ」は殺し屋の役でアクションシーンも沢山ありますが、髙石あかりさんはアクション未経験。
それでも、練習を積み重ね、シリーズを重ねるにつれ、アクションもものにしていきました。
彼女を見ていて「好きこそものの上手なれ」って本当だなと思います。

徐々に増えてく彼女の応援団

髙石あかりさんの魅力のもう一つがその人間性です。

彼女は業界での評判がかなり高く、毎回のようにキャスティング会議で名前が挙がるほどだそう。

そこまで思わせる彼女の魅力は何か?
それは彼女の”謙虚さ”です。

これは髙石あかりさんのマネージャーが特に重視していることで、
俳優である前に人として謙虚であることが大事だと日々教えられ、その姿勢が染み付いているそうです。

それに加え、彼女は「朝ドラヒロインになりたい」という夢を真っ直ぐに追う純粋な性格で、役の大小にかかわらず腐ることもなく、常に“がんばります!”というポジティブな姿勢でいてくれるため、現場での評判もいいそう。
そりゃ、若い子が真っ直ぐに夢を追う姿は応援したくなっちゃいますよね。


こうやって、彼女は「女優」という夢を純粋に真っ直ぐに追い続け、圧倒的な演技力とその人柄で周囲をどんどん魅了し、まだ知名度が低いながらも朝ドラヒロインという大役を掴み取ったのだろうと思います。

2025年、さらに”ばける”彼女を見届けたい

最後に髙石あかりさんをもっと知りたいと思った方に彼女の出演作をご紹介します!

ベイビーわるきゅーれ シリーズ

まず絶対に外せないのがこの作品。人気作で映画3作品、ドラマ1作品も作られています。
前述した通り、プロの殺し屋の二人が社会に馴染もうと苦戦する物語で、
かっこいいアクションシーンあり、ゆるく笑える日常シーンありの作品です。
注目して欲しいのが髙石あかりさんの表情の演技。変顔なんて一級品です笑
配信:Netflix, U-NEXT

舞台「鬼滅の刃」

当時18歳だった髙石あかりさんが世間の注目を集めたはじめての作品です。
大人気原作「鬼滅の刃」の舞台化で主人公の妹・禰󠄀豆子を演じました。
特に注目して欲しいのが、コロコロ変わる表情。
セリフが少ない禰豆子を、目の動きや仕草でしっかり表現していて、その迫力に思わず引き込まれます。
配信:U-NEXT

アニメ映画「きみの色」 

髙石あかりさんが初めて声優を務めた作品です。
人のことが色で見える少女が、学校で見かけた美しい色を放つ少女と、古書店で出会った少年とひょんなことからバンドを組むことになる物語で、髙石あかりさんは主人公とバンドを組む作永きみの声を担当しています。彼女の繊細な心の動きを見事に表現していて素晴らしいです。
配信:2月26日よりAmazon Prime


そして、今年は髙石あかりイヤーと言っても過言でないほど彼女の出演作があります。

1月〜3月
・映画「遺書、公開。」
・ドラマ「御上先生」
・ドラマ「アポロの歌」
4月
・映画「ゴーストキラー」
5月
・映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」
7月
・映画「夏の砂の上」
9月〜翌年3月
・連続テレビ小説「ばけばけ」

これからどんどん顔を見る機会が増えると思います。
ぜひチェックしてみてください!

以上、髙石あかりさんを山ほど語らせていただきました。
私個人としては、今から朝ドラ「ばけばけ」が楽しみで仕方ないですし、
今年の年末は紅白司会とかでも見れちゃったりなんて期待しちゃってます!

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