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スポーツデータで楽しむ(ラグビーワールドカップ2019⑤ ポジション別比較編)

こんにちは。Jackalistです。
いつも記事を読んでいただき誠にありがとうございます。

プログラミングに興味がない方、codeは無視してください。
ラグビーに詳しくない方、リンクを色々貼ってますので、
引き続き読んでいただけると大変嬉しいです。

それでは早速、本日もスポーツデータで楽しみましょう。

ポジションの項目名と内容確認

まずはいつも通り、ラグビーワールドカップ2019出場全選手基本情報から確認します。


上図は出場全選手620名の基本情報になるので、これをポジション別に分けていきます。
まずはポジションのカラム名を確認します。

#info確認
RWC2019.info()

info()を利用すると、いちいち元データを確認しなくても、データ数、欠損値、データタイプ等が確認できて便利です。

次に、この表を見て、”number”か”pos”がポジションっぽいのが分かるので、両カラムの項目を"unique"で確認します。

numberは一部のポジションが数字になってますね。
ほぼ同じですが、posを利用したいと思います。

ラグビーのポジションについて

ご存知ない方もいると思うので、ポジションの解説いくつか貼ります。

# PR:1番3番、HK:2番、SR:4,5番、BR:6-8番、SH:9番、FH:10番、WI:11,14番、CE:12,13番、FB:15番

ポジション別の年齢・身長・体重・キャップ数平均値

前回同様、describe()でmaxやminimumなども出すと、データが膨大になるので平均値にフォーカスしてみます。
いつも必要ないのに表示していたpidの項目はdrop()で消してみます。
年齢の降順で出してみました。

#ポジション別 平均値各項目
RWC2019_pos_mean = RWC2019.groupby("pos").mean()
RWC2019_pos_mean.drop("pid",axis=1).sort_values("age",ascending=False)

気になったとこ、番号順にいくつかピックアップします。

PR(プロップ、1番3番):平均体重118キロ

少し前まで、プロップは110キロで重いという感覚でしたが、既に世界的には120キロ台(で尚且つパスができて走れる)が当たり前になってきました。
プロップに限らずですが、選手の大型化を分かりやすく表している動画ものせておきます。

SR(セカンドロー、4番5番):平均年齢、身長、キャップ数で一番

身長は勿論ですが、スクラムやラインアウトなどセットプレーがますます重要視される中で、ワールドカップではどのチームもある程度、経験がある選手を起用していましたね。
我らが日本代表のトンプソンルークも、引退してニュージーランドで農園やるはずが、代表に呼び戻されて、結局ワールドカップで大活躍でしたね。

BR(バックロー、6-8番):平均身長188.9cm、体重105.9キロ

このポジションは日本代表でもほぼ外国籍の選手が担っています。リーチマイケルもここですね。
個人的には、このポジションで日本人選手がでかい相手を吹き飛ばす姿が、これからもみたいです。
その筆頭にいるのが姫野選手ですね

FH(フライハーフ・10番)平均体重87キロ、キャップ数34.8

どのポジションも大型化が進む中、SH(スクラムハーフ)についで、2番目に軽い80キロ台ですね。逆にキャップ数はSR(セカンドロー)についで、2番目に多いです。

ワールドカップの得点ランキングをみても基本このポジションです。

得点源になりやすい=このポジションの選手の調子次第でゲームが左右されやすいことがあります。ワールドカップでは、アルゼンチンフライハーフ・ニコラスサンチェスの調子があまり良くなく予選敗退してしまいましたね。

CE(センター12,13番)平均身長185.5cm、体重97.5キロ

もうこのポジションは100キロ台に突入しそうですね。
そんな中、仕事しながら178センチ、84キロで活躍した中村亮土選手は素晴らしいですね。
前回大会と比較した日本代表12-13番の役割の変化について解説している良記事も貼っておきます。

まとめ

今回は、info,unique,dropなどの関数を新しく使ってみました。
次回は、値の置き換えにトライしながら、各チームのフォワードとバックスの人数比較をしてみます。

もしよければモチベーション維持になるので、スキとフォローをいただけると大変嬉しいです。

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