No2 何のために

「何のために」
教育をするのか?
「何のために」
子供たちと授業をするのか?
「何のために」
その行事をするのか?
「何のために」
子供たちの成長をサポートするのか?
「何のために」……。

しかし
「手段の目的化」されたものを
たまに見る。メディア報道もその一部。

「校則なくしました!」
「テスト廃止しました。」
「授業方法変えました。」
「生徒指導から生徒支援変更しました。」
「行事は短縮」
この表面だけに飛びつくのは
大変危険である。

これらは「何のために」そうしたのか?
と思考することがとても大事だ。

例えば
「教育の目的は○○で、
 その手段としてテストを廃止しました。」

その○○の目的の具現化に向けて
最低限学校内の子どもたちや大人たち、
そして保護者、
しいては地域の住民が納得し、
みんなで対等に歩むことが
「教育」であると思う。

そうでなけれどんないいアイデアも
ただのアイテムにすぎず、
ゴールがバラバラな教育になり
いい手段も生かされず、
子供も大人も困惑。

「手段の目的化」は良き結果は生まない。

常に
「何のために」と
みんなが意識できるようなぶれない
「最上位目標」や「理念」を
構築する必要があるのではないだろうか?

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