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プロジェクトマネジメント専門会社のノウハウまとめ

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プロフェッショナルなプロジェクトマネジメント集団の株式会社JQのメンバーが現場で得た知識やノウハウを公開していきます
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#プロジェクト管理

要件定義が苦手なエンジニアに送る3つのポイント

プロジェクトメンバー、とくにエンジニアから、自分は要件定義書を書くのが苦手だという話を聞くことがあります。 とくに、何をやりたいのか、まだ煮詰まっていない段階での要件定義についてです。(いわゆる業務要件定義) エンジニアは要件定義が苦手なのか?もちろん得手不得手や好き嫌いはあるでしょうが、私が思うに「苦手」というより「観点が違う」というケースが多いように思います。 エンジニアは「どう作るか?」を考えますが、要件定義の初めには何を作るか?を決める必要があるからです。 業

プロ管を目指す人におすすめの本 資料作成編

いい資料には、人の資料をどんどんパクるのもいいですが、ロジカルシンキングと、ちょっとしたコツで、わかりやすい資料にできます。 そんなコツを教えてくれる本を、自分のメモも兼ねて紹介します。 『外資系コンサルのスライド作成術』ロジカルな資料づくりの基礎を学ぶことができます。縦軸と横軸を整理する、情報の並び順を整理する、という教えは常に意識しなければならない基本フォームと言えます。 『マッキンゼー流図解の技術』「図の要素(線、角、色など)を減らすと見やすくなる」というシンプルな

プロのPMが教える議事録作成のコツ

ミーティング後に議事録を書いていて 「どこまで発言の通りなぞって書けばいいんだろう」と悩んだり、 「1時間のミーティングの議事録に半日かけてしまった、、」と愕然としたりした経験はありませんか? 簡単なように見えて、意外に難しいというのは、議事録を書いたことがある人なら誰しも実感があるのと思います。 今回は、これまで弊社内のメンバー研修でのみ教えてきた「議事録作成のコツ」を紹介したいと思います。 議事録づくりはPMに必要な基本スキルが全て含まれている「議事録」といえばジュ

トヨタ生産方式とアジャイル開発

『トヨタ生産方式』といえば40年以上前から世界のTOYOTAで体系化された生産管理方式だが、この方法論のエッセンスを紹介することで、アジャイル開発の要諦を明らかにしてみたいと思う。 「トヨタ生産方式 - 脱規模の経営を目指して-」 トヨタ生産方式とは『トヨタ生産方式』はトヨタ自動車工業の副社長を務めた大野耐一が「ジャストインタイム」や「かんばん」などに代表されるトヨタの生産方式を体系化してまとめた生産管理の古典的名著である。 その初版は1978年、つまり40年以上前であ

Q.プロ管ですが、うまくしゃべれるようになりたいです。

A. プロジェクトマネージャーは、プロジェクトがどんな状況で、今後どういう見込みで、どういう策をたてるのか、プロジェクト関係者にわかりやすく伝える必要がありますから、説明力というのは必須スキルです。 私はわりと会議でそつなくしゃべるように思われているようですが、いやいや、帰りの電車で振り返りながら後悔していることは今でもよくあります。ああなぜあそこでこう答えられなかったんだろう、なぜあんな説明をしてしまったんだろう、と。先日もうかつに喋りだして失敗しました。 そんなときは

Q.プロ管としてどんな本がおすすめですか?

A. 私の会社では、メンバーに、プロ管のプロフェッショナルである以前にコンサルタントであってほしいと考えています。 期待されていたものと違うかもしれませんが、今回は、その基礎スキルを学ぶために新しいメンバーに読んでもらっている本をご紹介。 手元に置いて何度でも読むことをお勧めします。 これら基礎スキルを得たうえで、業界知識やシステム知識、そしてプロ管スキルを積み重ねていくということだと思います。 ■コンサルとしてのマインドセットを学ぶには『コンサルが1年目で学ぶこと』

Q.プロ管は仕様も理解しないといけないの?

A. 仕様理解を「深さ」 x 「広さ」で計るならば、以下のように言えるでしょう。 1.「深く」 x 「広く」・・・×プロ管不向き。 2.「浅く」 x 「広く」・・・○プロ管向き。 3.「深く」 x 「狭く」・・・×プロ管不向き 4.「浅く」 x 「狭く」・・・×プロ管 失格 仕様には業務仕様、システム仕様などいくつかブレイクダウンできますが、この議論ではいずれであっても共通します。 3、4のタイプがプロ管不向きなのはわかるにしても、仕様をよく知っておくに越したことはない

Q.開発経験がなくてもプロ管ってできますか?

A. どんなレベルであるにしろ、システム開発プロジェクトのプロ管であれば、あったほうがよいです。 私自身は新卒入社した会社で2~3年ほど開発をやりまして、人のソースをコピってなんとか誤魔化していた程度のスキルでしたが、その経験は今になっても十分に役には立っています。 ないよりあったがほういいと当たり前といえば当たり前ですが、開発経験がある場合のメリットをいくつか挙げてみます。 開発経験があったほうがいい3つの理由理由1.  エンジニアの言葉がわかる。 「ギットハブでデ

Q.はじめてPMを任されましたが、自信がありません。どうしたらいいですか?

A. プロジェクトマネージャーは大変プレッシャーのある仕事で、ましてや初めての経験であれば、不安に思うのはなおさらでしょう。 プロ管屋を始めて15年経った私がいまでも度々拠り所にするいくつかの心構えがあります。 其の一.自信を持とう普通、「こいつにはできっこないな」という人間にはPMを任せないわけで、任されたということは、それなりに「あなたなら出来る」と評価されているわけです。自信を待ちましょう。 其の二.人を頼ろうたしかにPMはリーダーとしての責任がありますが、何も一