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プロジェクトマネジメント専門会社のノウハウまとめ

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プロフェッショナルなプロジェクトマネジメント集団の株式会社JQのメンバーが現場で得た知識やノウハウを公開していきます
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記事一覧

プロジェクトマネジメント実戦ノウハウ塾開催のお知らせ(10/12~)

私が代表を務めている株式会社JQは、プロフェッショナル・プロジェクトマネジメントファームを標榜しています(長い)。 元アクセンチュアやIBM出身者を中心に構成された会社でして、 PL/PM経験20年くらいの歴戦のPMが多く在籍しています。 みんな40代になり、老いも感じてきたので、そろそろ私たちが培ったPMノウハウを体系的+実戦的に伝授していきたいと思っています。 そこで、「実戦PM塾」を開催することにしました。 PMには ・PMBOKを基にしたマネジメントテクニック (

認定スクラムマスター(CSM)を取得しました

先月、認定スクラムマスター(CSM)を取得したので、取得の動機、取得までの流れ、講義・試験の内容などを備忘がてらまとめていきます。 想定読者スクラムマスターやっているけど、書籍の情報くらいしかない人 近い将来にスクラムマスターをやる予定の人 どうして受けようと思ったのか私自身が、2年ほどスクラム開発の現場でスクラムマスターとして活動していたが、書籍読むなり人に聞くなりで、あとは現場で身につけていくスタイルだったので、正しく振る舞えているのか常に不安だった。(自分の実力不

スクラム参考書籍

最近、認定スクラムマスターの資格に合格したので、いくらか「スクラム」に関する記事を書いていこうと思う。 今回は、どんな本を読んで知識を入れていったかという書籍編。 大体有名どころですが、一言添えて、列挙してきいます。 コメント: ・アジャイルってなんだ?の時に読んだもの。 ・スクラムに限定されてないので、意外とよくあるプロジェクトの体制に近いかもしれない(PO・SM・Devに限らないメンバーがいるなど) コメント: ・帯にある通り、はじめて「スクラム」をやることになったの

要件定義が苦手なエンジニアに送る3つのポイント

プロジェクトメンバー、とくにエンジニアから、自分は要件定義書を書くのが苦手だという話を聞くことがあります。 とくに、何をやりたいのか、まだ煮詰まっていない段階での要件定義についてです。(いわゆる業務要件定義) エンジニアは要件定義が苦手なのか?もちろん得手不得手や好き嫌いはあるでしょうが、私が思うに「苦手」というより「観点が違う」というケースが多いように思います。 エンジニアは「どう作るか?」を考えますが、要件定義の初めには何を作るか?を決める必要があるからです。 業

プロ管を目指す人におすすめの本 資料作成編

いい資料には、人の資料をどんどんパクるのもいいですが、ロジカルシンキングと、ちょっとしたコツで、わかりやすい資料にできます。 そんなコツを教えてくれる本を、自分のメモも兼ねて紹介します。 『外資系コンサルのスライド作成術』ロジカルな資料づくりの基礎を学ぶことができます。縦軸と横軸を整理する、情報の並び順を整理する、という教えは常に意識しなければならない基本フォームと言えます。 『マッキンゼー流図解の技術』「図の要素(線、角、色など)を減らすと見やすくなる」というシンプルな

プロのPMが教える議事録作成のコツ

ミーティング後に議事録を書いていて 「どこまで発言の通りなぞって書けばいいんだろう」と悩んだり、 「1時間のミーティングの議事録に半日かけてしまった、、」と愕然としたりした経験はありませんか? 簡単なように見えて、意外に難しいというのは、議事録を書いたことがある人なら誰しも実感があるのと思います。 今回は、これまで弊社内のメンバー研修でのみ教えてきた「議事録作成のコツ」を紹介したいと思います。 議事録づくりはPMに必要な基本スキルが全て含まれている「議事録」といえばジュ

トヨタ生産方式とアジャイル開発

『トヨタ生産方式』といえば40年以上前から世界のTOYOTAで体系化された生産管理方式だが、この方法論のエッセンスを紹介することで、アジャイル開発の要諦を明らかにしてみたいと思う。 「トヨタ生産方式 - 脱規模の経営を目指して-」 トヨタ生産方式とは『トヨタ生産方式』はトヨタ自動車工業の副社長を務めた大野耐一が「ジャストインタイム」や「かんばん」などに代表されるトヨタの生産方式を体系化してまとめた生産管理の古典的名著である。 その初版は1978年、つまり40年以上前であ

Q.プロ管ですが、うまくしゃべれるようになりたいです。

A. プロジェクトマネージャーは、プロジェクトがどんな状況で、今後どういう見込みで、どういう策をたてるのか、プロジェクト関係者にわかりやすく伝える必要がありますから、説明力というのは必須スキルです。 私はわりと会議でそつなくしゃべるように思われているようですが、いやいや、帰りの電車で振り返りながら後悔していることは今でもよくあります。ああなぜあそこでこう答えられなかったんだろう、なぜあんな説明をしてしまったんだろう、と。先日もうかつに喋りだして失敗しました。 そんなときは

Q.プロ管としてどんな本がおすすめですか?

A. 私の会社では、メンバーに、プロ管のプロフェッショナルである以前にコンサルタントであってほしいと考えています。 期待されていたものと違うかもしれませんが、今回は、その基礎スキルを学ぶために新しいメンバーに読んでもらっている本をご紹介。 手元に置いて何度でも読むことをお勧めします。 これら基礎スキルを得たうえで、業界知識やシステム知識、そしてプロ管スキルを積み重ねていくということだと思います。 ■コンサルとしてのマインドセットを学ぶには『コンサルが1年目で学ぶこと』

サービス企画の進め方②

~サービス案を磨き上げる~ 今回やること前回取り上げたサービス案 Who:スマホでリモートMTGに参加する社員 What:簡単に使える、モバイル回線でも安定して利用できるブラウザベースのリモートMTGサービス When:モバイル回線を使うとき(外出先) Where:外出先近くのカフェなど How:インストール不要のブラウザアプリ Why:簡単に使えて、モバイル回線でも安定して利用できるサービスはニーズがある これを、サービス企画の目標と照らし合わせて磨き上げていきます。

Q.プロ管は仕様も理解しないといけないの?

A. 仕様理解を「深さ」 x 「広さ」で計るならば、以下のように言えるでしょう。 1.「深く」 x 「広く」・・・×プロ管不向き。 2.「浅く」 x 「広く」・・・○プロ管向き。 3.「深く」 x 「狭く」・・・×プロ管不向き 4.「浅く」 x 「狭く」・・・×プロ管 失格 仕様には業務仕様、システム仕様などいくつかブレイクダウンできますが、この議論ではいずれであっても共通します。 3、4のタイプがプロ管不向きなのはわかるにしても、仕様をよく知っておくに越したことはない

ゼロから学べるサービス企画の進め方 その1-企画の全体像

サービス企画にまつわる悩み東京商工リサーチによると、2017年の新設法人は13万社を超え、2010年以降右肩上がりで増加しているとのこと。(引用元)​ そんな時流に乗って、「自分もサービスを世に出したい」「とにかく起業したい」と、早速サービス企画を始めた方もチラホラいるかと思いますが、いざ企画を始めてみると、、、 ・企画が上手くまとめられない!! ・まとまったけど、上手く説得できない!! といった壁にぶち当たることはないでしょうか? サービス企画にはこんなプロセスが有

コミュニケーションの取り方

はじめまして。プロジェクトマネージャーの清水です。 これからいろんなプロジェクトで経験してきたことを書いていきたいなと思います。 今回はコミュニケーションの取り方についてです。 皆さんがコミュケーションを取る時に一番気を付けている事はなんですか?私は初めに自分が歓迎されている立場なのか、歓迎されていない立場なのかを見ています。 歓迎されている立場というのは、我々に課題解決や変革を求めている人たちと一緒にプロジェクトを進める時です。我々が起こそうとするアクションに対して

失敗する理由はだいたい同じ。プロジェクトが失敗しやすい5つのパターン

世の中にはたくさんのプロジェクトが存在します。それらのプロジェクトを成功に導くために私たちプロジェクトマネージャー(PM)がいますが、残念なことに、そのすべてが成功するわけではありません。私はこれまで15年以上プロジェクトマネジメントに携わってきました。最近では、「プロジェクトの立て直し依頼」の相談を受けて、途中からプロジェクトに関わることも増えています。その中で、プロジェクトが傾きかけている原因を探っていくと、だいたいが同じ理由で失敗に向かってしまっています。 今回は、プ