Q.はじめてPMを任されましたが、自信がありません。どうしたらいいですか?
A. プロジェクトマネージャーは大変プレッシャーのある仕事で、ましてや初めての経験であれば、不安に思うのはなおさらでしょう。
プロ管屋を始めて15年経った私がいまでも度々拠り所にするいくつかの心構えがあります。
其の一.自信を持とう
普通、「こいつにはできっこないな」という人間にはPMを任せないわけで、任されたということは、それなりに「あなたなら出来る」と評価されているわけです。自信を待ちましょう。
其の二.人を頼ろう
たしかにPMはリーダーとしての責任がありますが、何も一人でプロジェクトをやり切れるわけではありません。
たとえば「新しいシステムのインフラの検討って何から始めればいいの?」とあなたが途方にくれる必要はないです。しかも誰もあなたがインフラ構成図を書き上げることを期待していないです。
あなたよりももっと詳しくて頼りになるメンバーを探して頼りましょう。餅は餅屋。
其の三.あきらめよう
あなたなりの全力を尽くしたうえで、力及ばず、プロジェクトが失敗するかもしれません。大遅延を起こしてリリースに間に合わないかも知れません。そんなプレッシャーに圧し潰されそうなときには、次の言葉を思い出してください。
失敗しても打ち首になるわけじゃなし
ですよね。どんな失敗であっても死ぬことはないですし、家が取り上げられて路頭に迷うわけでもないです。なんて幸せな仕事でしょう。
地球46億年
人類が文字を使うようになってから6,000年。そのスケールで考えれば、自分の悩みってもうゼロだなって思います。それでも気休めにならない人は地球46億年のスケールで考えてみましょう。
最後に
無責任なことを適当に言っているようで、私はいまでもピンチのときはこのように考えて乗り越えています。
それだけプロジェクトマネージャーはプレッシャーのある仕事ですし、逆に言えば、それだけにやりがいのある仕事だと言えるでしょう。
こんなnoteが、プロジェクトマネージャーとなるあなたの一助になれば幸いです。
まあ、やってみましょうよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?