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鈴松庵
手に取る書籍に『椿大神社』という名詞が散見されるようになった。
このように神社の固有名詞が目につくようになったら「参拝に来い」と誘われていると勝手に解釈してすぐに出かけることにしている。
椿大神社の祭神、猿田彦のこと少し調べて見る気になった。
さるたびこ 【猿田彦】
〔「さるだひこ」 「さるたひこ」とも〕 記紀神話の神。天孫降臨に際して、その道案内をした。容貌魁偉で、鼻は高く、身長は七尺余。後世、庚申(こうしん)信仰や道祖神などとも結びついた。伊勢の猿田彦神社の祭神。(三省堂 大辞林 第三版)
天孫降臨の際、瓊瓊杵尊を道案内した国津神とも言われている。外観から日本人とは違った特徴を持っているように思える。
『天孫降臨』という面白いテーマが見つかったので調べてみよう。関連して『国譲り』も面白そうだ。『出雲国風土記』が入手できたので『記紀』との違いを探してみよう。
参拝が終わって境内を歩いていると、一隅に素晴らしい茶亭を見つけた。
『鈴松庵』と名付けられた茶亭はそばに碑が建っていて、故松下幸之助氏が寄贈されたものとの解説がなされていた。
快晴の中、初めての『椿大神社』参拝ができて、美味しいお茶をいただいた。
帰り着いた頃に雷鳴と雨の洗礼を受けた。これは歓迎の印とされている。