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野菜

菜食を健康食だなんて誰が言い始めたのだろう?人間は健康を維持するために炭水化物、タンパク質や脂質をバランスよく食べることが求められている。

栄養バランスを考えず、野菜食を続けているベジタリアンで健康な人を見たことがない。

植物は高等生物に分類でき、移動せずにその場所で日光、水、空気があればアミノ酸を自己合成する能力を持っている。蛋白質は植物自身で合成できる。

植物は葉を利用して光合成を行い、種の保存のために成分を蓄積する。その光合成を動物に邪魔されないように幾種類かのアルカロイド等を生成する。食害を防ぐために葉に蓄積するようなものもある。アヘンは芥子、コカインはコカの葉、マリファナは麻の葉から生成される。葉は毒成分を含んでいる可能性が高い。

植物が生成した毒成分を薬として、利用しているのではないだろうか。

植物、動物、鉱物をそのまま、若しくは乾燥などの加工処理を施し、疾病及び傷害の治療や、医療薬品の成分原料として利用するものを(生薬)と称する。
薬草または薬用植物と呼ばれているものは、草や木などの(草根木皮)を利用する(植物性生薬)のことを指し、(生薬)と称するもののほとんどを占めている。
薬草または薬用植物は、漢薬、和薬、西洋薬、民間薬などに分類されるが、本稿では民間薬について記述する。
民間薬には、各地方において科学的な根拠がないまま、伝承的、経験的に古くから利用され、迷信的なものまで含まれている。
一般家庭において、薬草または薬用植物を利用する場合、医薬品として過度な期待をせず、薬効のある嗜好物として、ごく軽い症状や予防に役立つ程度として考えていた方がよい。
薬草は毒草にもなりうるため、利用する植物種、使用量、利用方法などを誤れば、重大な結果を招くことになり、そのことを充分自覚しておく必要がある。
協力 学校法人加計学園自然植物園
岡山シティミュージアム
植物は多種多様な有機化合物を生合成している。薬用植物の主たる成分を挙げると、デンプン、イヌリン、脂肪油、タンパク質、蝋、粘液、ゴム樹脂、精油、バルサム樹脂、トリテルペン、ステロイド、サポニン、カウチュック、タンニン、リグナン、リグニン、配糖体、アルカロイド、カルシウム塩を挙げることができよう。特に、アルカロイドは生理活性物質が多いとされている。wikipedia

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