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事実と真実

物事には誰にでも目に見える事実と当事者にしかわからない目に見えない真実がある

事実はわかりやすい
真実はわからない

でも人は事実から真実を推測しようとする
そしてそれは思い込みに繋がりやがて全く関係ない人達の真実になる

真実は当事者しかわからないしそれが複数人関わることならば複数の真実が存在することになる

しかし関係ない第三者はひとつの真実を導き出そうとする
自分の都合のいいように

事実を理解し受け止めて行くことは出来ないのだろうか
そして歪曲した真実をなぜ作り出そうとするのか

私にはわからない

凪良ゆうさんの作品
「流浪の月」

この作品を読みながら感じたことを書いてみた

私にも事実から邪推し人の思考に歪んだ真実を押し付けられたことがある

いくら否定しても他人の思い込みの力は怖いもので当事者が否定しても信じてもらえない

あたかもあなたの真実は間違っていると関係ない第三者から言われる

こんなにも辛いことがあるだろうか

結局人は自分の都合の良い情報と真実を作り上げ自分自身を安心させようとする

なんだか悲しい気持ちになる

事実と真実は違うものであり事実はありのまま受け止め真実は推測するものでは無い

それは真実を知る人にしかわからないものなのだから

今日も最後まで読んでくれた貴方に感謝
「有難うございます」

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