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2歳息子のはじめての断捨離の記録  ‐ゴミ収集車好きの功罪‐

ゴミ収集車が好きな2歳

ぼぼは車の中でも「はたらくくるま」派である。
ゴミ収集車が好きなのだ。

特に、回転板でゴミを潰す動きがお気に入りだ。
スイッチを「おん!して、ばりばりー」と真似をしている。

なお、我が家ではゴミ収集車の歌は
ぽぽぽん ぽ ぽぽぽぽぽん ぽぽ ぽんぽんぽん
「赤とんぼ」である。

この音楽を聞くと、寝ていても飛び起きて道路の方を見に行く。
そして、
ゴミ収集の清掃員の人に手を振るのだ。


子育てと断捨離

ゴミと言えば、私はモノをすぐに捨てる方だ。いわゆる断捨離を好む。
断捨離と言えば聞こえがいいが、むしろ、保存するのが苦手なのである。
その時しのぎの考えで生きているタイプの人間だ。

一方、子育てと断捨離の相性は良くない。いや最悪の関係性と言っていいだろう。
さすがに、ぼぼが気に入っているモノ、ぼぼがが作ったモノは簡単には捨てられない。

断捨離はモノを捨てるために「捨てても良い」という心の整理をすることが一番寛容なのだ。
その点、子育てにおいて「捨てる」という行為は難しいのである。


おもちゃ

その中でも「おもちゃ」は最も捨てにくいモノのひとつだ。
飽きたと思ってクローゼットに入れておいたら3日後に突然「ちっさいパポパー!」と思い出したりする。

こうなると簡単には捨てられないですよね。

しかも、おもちゃはビックリするくらい簡単に増える。
イベントの景品、お子様ランチのおまけ、100均etc.

そして、そうやって手に入れたおもちゃは得てして壊れやすいものなのである。
パズルのピースがなくなったり、塗り絵が濡れたり

そんな状態で満足に遊べなくても
「捨てていい?」と聞くと
すてるいらん」と拒否されるのだった。

結局、だまってゴミ袋に入れるしかなく、そんな日に限って外に出した半透明のゴミ袋からおもちゃを見つけたりする。
信頼度がガタ落ちである。


はじめての断捨離

そんなぼぼも、最近はじめて自らの意思でゴミを捨てることができた。

ある日、お気に入りの救急車(イベント景品)のタイヤが壊れてしまった。
もちろん、はじめは「ぱんくした!」と喜んでいた。
だが、次第まっすぐ進まなくなってしまい、壊れたことを理解したようだ。

ゴミ箱にポイすることを提案した。
じっと考えて、小さな声で「い…や…」と答えた。

これは、いつもの「いらん」とは明らかに違う反応である。
拒否ではなく、寂しさを覚えているのだ。

そこで、お気に入りのゴミ収集車の話を出す。
「ゴミ収集車に持って行ってもらう?」と尋ねる。

すると
いいよ」
と返ってきた。

心の整理ができたのだ。
断捨離である。


フードロスにも効果あり

その一件から、ぼぼの中で「捨てる」ことと、「ゴミ収集車」がリンクしたようだ。

お皿に残った「お米の食べ残し」について、
「ゴミ収集車に持っていってもらう?」
と尋ねると、拒否し、食べだすようになった。

積極的に食べたくはないが、捨てるのは嫌という程度の嫌い具合なのだ。

なお、大根など本当に食べたくないモノは残さずに、先に床に落とします。
大人の考えを先読みしてやがる。



最近のぼぼのお気に入り配信番組

我が家は、Amazonプライム・Netflix・ディズニープラスと動画のサブスクにけっこう課金している。
その中でぼぼのお気に入りの番組を紹介する。

はたらくクルマのスティンキーとダーティー

ゴミ収集車が主人公。Amazonオリジナルなのでプライム会費にならないと見れないが、はたらくくるま達が多く出ているし、ストーリーも面白い。

だが、この番組のキャラクターの中では、ゴミ収集車ではなく、消防車が一番好きだったり、一番好きなエピソードは電車がでてくるやつだったりする。


消防士メーター(カーズ ショートアニメ)

カーズのキャラクターの「メーター」の嘘じゃない話。
3分くらいの短い話なので一度観始めると4回はリピートになる。
「めーたー かじ」と呼んでます。

あれ?これYouTubeでも観られるので、もしかして、ディズニープラスの契約不要では?


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