ジャイアント・ステップス
こんばんは、出 雲太(いず うんた)です。
唐突ですが、ジャズと神話って、親和性があると思うんです。
例えば、クラシックやロックやポップスの場合、あまりそんな気がしません。何故だろうと考えたときに、ひょっとしてジャズでは伝説的なアーティストのことを「巨人」と呼ぶからなんじゃないだろうかと気づいたわけです。
ジャズジャイアンツとして、チャーリーパーカー、マイルスデイビス、ソニーロリンズ、ジョンコルトレーン等々、みなジャズの巨人と書かれています。
例えば、ほかの音楽ジャンルでそのように呼ばれることはあまりありません。
クラシックジャイアンツ、ロックジャイアンツ、ポップスジャイアンツ・・・
あまり座りがよくありませんよね。一体誰が最初にジャズのアーティスト達を巨人呼ばわりしたのかわかりませんが、今や大手を振ってジャイアンツと呼べるのはジャズの巨人たちと読売ジャイアンツくらいです(まだありますか)。
なんだか巨人というと、神話上のいきものという気がしてきます。だからジャズマンの伝説も「これはジャズの神話である」といわれれば、そういうものかと妙に納得してしまいます。便利な言葉を付けたものです、ジャイアンツ。
さて、出雲神話にも巨人伝説があることは以前にお話ししました。八束水臣津野命(ヤツカミズオミズヌノミコト)の「国引き神話」です。
さすがに出雲の国を大きくした伝説上の巨人だけあって、大切に祀られています。出雲にある長浜神社です。
歴史的には豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に、戦勝祈願に加藤清正らが参拝したことでも有名です。
話は変わりますが、いつもいい文章を書いていらっしゃるなぁと思って拝読している片山緑紗(かたやまつかさ)さんのnote記事にジャズの話が出てきます。
この記事を読むときに、そこに書かれている音楽をyoutubeで流しながら読んでいると、さらに文章が胸にすとんと来ます。
そこで今回、この文章を読んでいる皆さんに、何かジャズを流してもらいながら読んでいただけたらと思いました。曲は「巨人」だけに「ジャイアントステップス」なんて、いかがでしょう ♪
「国引き神話」の八束水臣津野命(ヤツカミズオミズヌノミコト)もこのノリのいい曲を聴いて、楽しそうにステップを踏んでくれたらうれしいです ♪
今回も読んでくださり、ありがとうございました。
よかったら、長浜神社にもいらしてくださいね。
お待ちしています。
こちらでは出雲神話から青銅器の使い方を考えています。
よかったらご覧ください ↓ ↓ ↓