【神話エッセイ】秋の思い出 その1
秋になると近くの神社で秋祭りがある。
その神社というのは由緒があるというほどのものではなく、その昔(といっても100年もたっていない)、すぐ後ろを流れている斐伊川が氾濫したときに川上から神社関係のものが流れ着いたらしい。それを奇禍として、地元の名士が集まり、祀ったというのがこの神社の起こりである。
だから祭神がおそらくはっきりしていない。それでも地元のみんなは有り難がってこの神社を祀っている。そう考えると、各地でこのような神社が次々と増えているということの証左にもなる。も