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84 TOEFL対策(4) スピーキング力の土台は発音から。
フォニックスで1文字ずつマスター。
TOEFLのスピーキング・セクションについての解説にある、模範解答を聞いていると、どの例も発音がかなりネイティブに近く、自然な感じ。
「このレベルで発音できないとダメなんだ〜。」
って思いますね。
ここまでいくには、かなり話し慣れないといけないって、私が受験生だったら気が重くなりそう。
でも、なんとかするためには、体裁を整えるんじゃなく、一からきっちり見直して行った方がいいんじゃないでしょうか。
TOEFLで求められる自然な発音を身につけるには、やっぱりフォニックスでA〜Zの発音をしっかりマスターしたほうがいいのでは、と思います。
これをおろそかにすると、日本人特有のカタカナ英語的な発音しかできなくて、ネイティブには「聞き取りにくい」と感じられ、 マイナスの採点になってしまうかもしれません。
たった26文字の発音が正確にできるようになればいいだけなので、特別な教材を買わなくて大丈夫。
以前ご紹介した、Star Fallなどの無料サイトやアプリがいろいろあります。
そういうものを使いながら発音をマスターしていくには、こんなポイントがあるのでは。
子音の微妙な発音に注意する。
英語の発音と日本語の発音は全く違うので、大ざっぱにマネするんでなく、かなり注意を払って、微妙な発音の違いを身につけた方がいいですよね。
例えば、「Y」。
文字で書くのは難しいですが、舌と上の歯の間でこすれるような音を出す感じ。
この音を出しながら「Y」のつく単語を発音すると、「You」「Yes」「Year」など、英語らしい発音になりますね。
そうでないと、「ユー」「イエス」「イヤー」とカタカナ発音になってしまう。
日本人にとって発音が難しいのは、「R」や「L」だけじゃなくて、全部。
一文字一文字、丁寧にマスターしていきたいですね。
入学後のために。
TOEFLのためだけじゃなく大学に入ってからも、英語の発音が不自然だと、どうしてもネイティブの学生に見下げられてしまうというか、仲間とみなされないような、壁ができてしまうところがあるようです。
最終的には日本人的な英語でも堂々と行くしかないとして、それまでは英語という言葉に敬意を払って、できるだけ努力しておくのに越したことはないんじゃないかな・・・?
発音は第一歩。
土台として大事なことは、まだまだありますね。