昨日の晩御飯?なんだっけ?
言葉にできないのでは無い
言葉に変えづらいのだと
果てしなく続く荒野の
その途中に現れた麦わらを
ひたすら次の荒野まで
編み続けているのだと
鼻をすする子供に
ちり紙をすと差し出すように
雨上がりに壁をはうなめくじを
ただぼんやりと見下すように
真っ赤な髪から色がもれて
それでそのままずっとピンク色だ
桃色では無い
赤くないというだけの色なのだ
ピアスが開いていた
開いているという事実だけで
無い壁が
静かな日曜日が
そこを通る
ゆっくり考えよう
ゆっくりでいいよ
そのまま砂浜に寝転がって
ゆっくり考えよう
乱れている
脈が速い
怖い
死はそこだ
間違えて食べてしまわないように
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?