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渋沢栄一の子孫は現在どうしているのか
今年新1万円札の顔になった近代日本資本主義の父「渋沢栄一」
その渋沢栄一の子孫は現在どうしているのか、について調べてみたいと思います。
子だくさんな人でしたから分家も数多くあり、子孫も大勢いるようです。その数100以上(!)とも。
私の大好きな人物の一人でもあります。
・渋沢栄一について
いわずと知れた近代日本資本主義の父と呼ばれる人物です。
日本資本主義の黎明期に500社にも及ぶ会社を設立した凄い人です。
一部の企業は今に至るまで続いています。
「論語と算盤」という本を出したり、経済と道徳の合一の論を展開した人です。
栄一さんは、実業だけでなく、社会福祉や日米親善などにも尽くしていた人です。
その影響は現代まで続いていて、もう亡くなりましたけど経営学の父と称される「ピーター・ドラッカー」が生前称賛していた人でもあります。
以前は忘れ去られた人で知る人ぞ知る存在だったのですが、2020年の大河ドラマ「青天を衝け」で主人公になったり、今年新1万円札の顔になったりして、栄一さんもだいぶ世間に知られるようになってきたと思います。
私は大学時代の頃から知ってました。
・渋沢栄一の玄孫渋沢健氏について
栄一さんの子孫で有名な人が「渋沢健」という人です。
栄一さんの玄孫にあたる人ですね。
テレビに出演したり、著書を出していたりするので、知っている人も多いと思います。
この人は「コモンズ投信」や「シブサワ・アンド・カンパニー」といった投資信託会社やコンサルティング会社を設立しており、栄一さんと同じく実業家になっています。
他に経済同友会幹事、UNDP(国連開発計画)SDG Impact Steering Group委員なども務め、様々な社会活動にも参加しています。
また渋沢健氏は、栄一さんの「道徳経済」の思想を現代に生きる人々に伝えることをライフワークの一つとしています。
・渋沢栄一の子孫たちの活躍
その他に栄一の子孫で有名な人は、エッセイストとして活躍しておられた「鮫島純子」(栄一さんの孫)さん(もうお亡くなりになられてますが)や、渋沢家16代目の当主である「渋沢雅英」さん(敬三の長男)がいます。雅英さんは現在99歳(!)でご存命です。
青天を衝けの最終回の後に登場してくださり、栄一さんのことやご自身の生い立ちについて語っておられました。
あと、渋沢宗助(栄一さんの伯父)の兄弟の子孫で「株式会社渋沢」という会社を興しておられる分家の方も確認できました。
栄一さんの子孫が様々な分野で活躍する理由は、渋沢家が代々教育を重視しており、子孫たちは質の高い教育を受ける機会に恵まれてきたためです。
また、社会貢献や、新しいことに挑戦する精神が家風として根付いており、子孫たちもその影響を受けていると考えられます。
そして、渋沢家は、日本の財界や政界に広範な人脈を持っています。このネットワークは、子孫たちの活躍を後押しする力となっているようです。
栄一さんの子孫たちは血脈だけでなく、その教えもちゃんと受け継いでいます。
・まとめ
・渋沢栄一は500社にも及ぶ企業を設立した近代日本資本主義の父と呼ばれる人物です。
・渋沢栄一の代表的な子孫は渋沢健・渋沢雅英・鮫島純子といった人たちです。それぞれ各方面で活躍しています。
・渋沢栄一の子孫たちが活躍できたのは、高い教育を受け、教えを受け継いでいったからです。
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