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いよなん第2号メンバー紹介⑦🌙 藤白ねねさん編:「誰かの心の叫びは宿ってる」

みなさま、はじめまして。
あるいは、おひさしぶりです。

いよなん、でございます!

今回は『いよなん』第2号に参加するメンバーの紹介です!
紹介させていただくのは、藤白ねねさん🌙
小説『神さまの温度』を書かれたメンバーです。
あらすじやサンプルは、↓ のページで確認できますので、ぜひ目を通してみてください!


最近、いよなんでは12月1日開催の文学フリマのサンプルをあげています。
ぜひチェックしてみてください!

↓ のマガジンにまとめてありますので、ぜひ目を通してみてくださいね。


過去のnote記事を見返してみたら、メンバー紹介の際、なんだか私が一言日記みたいなことを書いていたので、今回も本題に入る前にちょこっと小噺をしたいと思います。

先日、グリム兄弟がまとめた伝説のひとつである『ハーメルンの笛吹き男』(別名:ハーメルンの子どもたち)について調べていたんですが、その脚色に驚かされましたので、ちょこっと紹介しますね。
物語は、みなさんがよくご存じのアレです。

13世紀、ネズミ被害に困っていたドイツ・ハーメルンの街に笛吹き男がやってきて、袋いっぱいの金貨を対価に、瞬く間にネズミを追い払ってくれることから始まります。
ですが、街は男があまりに簡単にネズミを追い払ってしまったため、報酬を払わないと主張。約束を破られた男は「代わりに街の大事なものを奪う」と言って、子どもたちを攫っていってしまう……というものです。

メルヘン童話ではなく、伝説というだけあって、ベースにあるのは史実です。とはいえ、一部は付け足された部分――いわば脚色

では、どこが脚色されたのかといえば、なんと、物語の発端である「13世紀、ハーメルンの街がネズミ被害に悩まされていた」という部分らしいのです。
これはなんでも後世――少なくとも16世紀以降に書き加えられたことだというのだから驚きです。
なお、脚色した意図はわかっていません。理由も同様に不明です。
16世紀といえば、現代日本のようにみんながみんな文字の読み書きができたわけではありません。
きっとインテリジェンス層の人間が、書き足したのでしょう。

脚色が施され、物語化されるというのは、身近に起こっていることのひとつだと思います。
それこそ、ドラマや映画や小説や漫画。
いや、それだけではなく、きっとSNSなどの中でも日常的に行われているでしょう。

SNSや動画サイトで、
「○○に髪の毛が入っていた!こんな店はだめだ!」→「本当はSNSの投稿者の自作自演でした」
といったことは、悲しいことによく目にします。

昔とは違い、一人ひとりが世界に脚色を加えられる時代になった今、文字を操るときにはより一層の注意が必要だな、と思わされました。

……と、前置きが長くなってしまいました。
本題にいきましょう!!


🌙藤白ねね ’s プロフィール🌙

🌙ではまず、140字以内で自己紹介をお願いいたします!

藤白ねねです。
小説を書くのは初めてなので、ドキドキしていますが、作品を楽しんでもらえたら嬉しいです✨️


🌙一番好きな映像作品は何ですか?

なんでも1番を決めるのが苦手なタイプなので、難しいのですが、日常で何度も思い返す作品は海外ドラマの『ブレイキング・バッド』です!

元々、人間の欲望とかどうしようもない感情とかを描いた作品が好きで、『ブレイキング・バッド』はまさにそういうものが凝縮された作品なので大好きです✨️

でも辛い展開が多いので、気軽には見返せないという難点もあります 笑


🌙好きな作家さんは誰ですか?

三島由紀夫さんが好きで尊敬してます!
三島さんが好きというと、特徴的な生涯を送られた方なので周囲に引かれがちなのですが、整然とした構成力と美しい言葉選び、徹底した取材力が好きなんです…!!

三島さんの作品を読むと、もっと勉強しなければと思わされます✨️


🌙あなたにとっての、バイブル的作品は?

桜庭一樹さんの小説『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』です!

中学生の頃に出会って、今の自分の癖を作り上げた作品です。
当時の自分には、拭いきれない死を扱った作品が衝撃的で……。
今回書かせていただいた小説もめちゃくちゃ影響されてます 笑


🌙今、熱中しているものは何でしょうか? 

モーニング娘さんが大好きで推してます✨️

ライブを見る度に成長するメンバーのパフォーマンスが尊くて尊くて…………
アイドルさんってどうしてあんなに輝いてるんでしょうね!?

YouTubeに公式があげてるライブ映像があるので、ご興味がある方はぜひ「ハロステ」で検索してください!!!!


では続いて、『いよなん』第2号で執筆される作品についても訊いていきたいと思います!
さてさて、第2号のテーマは「」です🌙

🌙あなたにとって、「夜」とは?

大切な人たちと他愛ない話ができる時間です。
夜って暗くて静かだからか、なんでも話せる気がするんですよね


🌙今回、あなたが投稿する作品について教えてください!

何気ない会話や態度に、誰かの心の叫びは宿ってるかもしれない、という気持ちで書いた作品です!
中学生の女の子たちが経験する、2人だけの夜の時間を見届けてもらいたいなと思います✨️

あらすじ、本文サンプルはこちらから
https://note.com/iyonan147/n/n72224663fcac?sub_rt=share_sb


note担当者は藤白さんの作品を読ませていただいて、「人間は周囲の人間によってその輪郭をかたちどられて、人間になるんだな」という感想を抱きました。
何を言っているかはわからないかもしれないんですが、『神さまの温度』を読めばわかるはずです!

というわけで、藤白ねねさんの小説が掲載された『いよなん』第2号に掲載されます!
その『いよなん』第2号は、12月1日東京ビッグサイトにて開催される文学フリマ東京3で頒布予定です。

https://bunfree.net/event/tokyo39/

いよなんは、
西3・4ホール
ぬ-21
に場所をいただいています!

みなさんのご来場を、首を長くしてお待ちしております!

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