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好きなこと、言えますか?

「大切な人の好きなことは何ですか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか?

それと同時に「あなたの好きなことはなんですか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか?


「好きなことがわかる」っていうのはすごく大切なことです。

認知症になっても「その人らしく生きる」ためには、「楽しい」「嬉しい」を感じられる行動ができるか、そのための環境を作れるかがとても大切なことになります。

「物忘れがひどくなった」ということにとらわれるよりも、「そのとき体験できる好きなことに心を動かすこと」が、認知機能低下の進行予防に重要ですし、なにより楽しく毎日を生きるための鍵になります。

あなたの大切な人が輝いているときはどんなときですか?

何をしているときが幸せそうですか?

あなたは、何をしているときが幸せですか?

「好きなこと」は今楽しいだけでなく、年齢を重ねたとき、そこから先の時間をどう生きるかに必要な情報です。

意外と、「そのとき考えよう」と思ってもなかなか思い浮かばないんですよね。

難しいことを考える必要はなくて、今、あなたの大切な人、そしてあなた自身が、何に心を動かされているか。

少し、ご自身に問いかけてみてください。

逆説的にもなりますが、年齢を重ねたときだけではなく、今を輝かせることにも繋がりますよ。

ちなみに私は…

やっぱり人とお話しすることは好きですね。

歌うことも好き。カラオケ、楽しいです。

本も漫画も大好き。

逆に、黙々となにか作業するのは苦手ですかね…。

年齢を重ねれば今よりも目が悪くなったり耳が悪くなったりと、思う通りにはいかないこともあると思います。

でも、「なにが好きですか?」と聞かれたときに、答えられるものがあれば、きっとまた何か楽しめるものが見つかります。

あなたの大切な人のこと。あなた自身のこと。

ぜひ、考えて、周りの人とも共有してみてくださいね。


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