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5分前のことを忘れる認知症ステージ、同じ会話の無限ループと対処法

介護、特に認知症の介護されていると、時々イラッとしたり、ぐったり疲れたりすることありますよね。特に 同じ 会話が無限ループする時。

「ご飯まだ食べてない」「もう食べたよ。」
1分後に、「ご飯食べてない。」「いやいやさっき食べてたよ。」
また1分後に、「今日何も食べてない。」「ここのお皿 見て、さっき食べてたから!」イラッ

こういう認知症の段階の時、家族はめちゃくちゃ疲れます。少なくとも、私は疲れました。😅

認知症がこの段階の方は、しつこくなったり、一旦怒り出すとその感情から全然抜け出さないということもしばしば起こります。


同じ会話無限ループの対処法

  • 話を合わせてから、少し水を飲ます

  • 部屋を変える

  • 人を変える

水を飲ませる

まず話を合わせる「待たせてごめんね。今ご飯準備してるよ。もうちょっとかかるから、ちょっとここで座ってお茶飲んどいて。」
認知症の混乱期の方にお水を飲ませることは、効果大です。おトイレの心配のある方は、コップ1/3ぐらいでもいいんです。
そして介護してる私たちも、イラついてる自分に気が付いたら、ちょっとお水を飲むと気分がだいぶ落ち着きます。

部屋を変える

 部屋をかえ、目から入る情報が変わった時点で脳内のスイッチが入れ替わり先送ってたことを忘れることよくあります。

それでも怒っている場合は、「ちょっと私 トイレ行ってくるから 3分だけ待って」と言って逃げましょう。10分ぐらいして認知症の方が落ち着いていそうだったら、お部屋に戻ったらいいです。

人を変える

自宅介護で家族さんが2人以上いる場合、施設で複数の方が介護されてる場合、対応にヘトヘトになる前に さっさと 他の方にバトンタッチしましょう。無理は禁物です。

自分の切れやすいタイミングを知る

介護されている方々は、切れやすい時間帯、タイミングを把握されておくと、切れて罪悪感を感じるループに入らずに済みます。午後や夕方 疲れが溜まった タイミング、生理前、体調が万全でない時などに、家族さんのトイレの失敗などがあると疲れマックス、キーッとなります。私は、夕方疲れがたまった時は切れやすくなるので、夫や息子には常日頃から「夕方は疲れて切れやすいから、夕方はすぐ話聞いてね!」と言ってます。なので、自分のイラっとなりやすいタイミングを知る、その時間帯は無理せず60点を目指す、お薦めです。

罪悪感を減らし、自分褒めする習慣を

一筋縄ではいかない介護、自己評価で60点取れたら、素晴らしい事です。最近よく斎藤ひとりさんの一番弟子の恵美子社長のYoutubeを見ています。そこでも「ひとりさんが6割を目指しなさいっていっている。6割頑張ったら、あとは龍神さまが叶えてくれる」と。
神様、龍神さまを信じる、信じないは別にしても、6割でいいって考え方、ちょっと肩の力が抜けて素敵ですよね💛

とにかく、一日6割、でなく、一週間とか一か月でみて6割を目指しましょう。週に1回 2回ドカンと切れてしまった週は、他の日できるだけ優しい言葉がけ出来るよう心がけたらいいんです。

あなたが切れてしまうのは、あなたの疲れのバロメーター。また今の介護体制にちょっと無理が出てきてるという お知らせでもあります。とにかく、自分のイライラに気が付いたら、まずはちょっと水分補給。それからその日10分でも、15分でもいいので、自分のために出来ることをしてみてください。特別なことでなくてもいいのです。お風呂に入って疲れをとる、おいしいお茶をいれる、帰りにコンビニで自分の為だけに美味しいデザートを買って帰る。長期戦の介護で燃え尽きてしまわないよう、毎日10分、15分の自分のための時間、介護で燃え尽きないためにもとっても大切です💛

この記事を読まれた皆様に、良いことが雪崩のように起きますように。



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