~書くことを恐れない~人生を変えた『書く習慣』
はじめに
今回は私の人生を変えた1冊の本を紹介する。
その本は読んだその日から文章力が上がるものではない。
文章を書く事への抵抗感を和らげてくれた本だ。
昔の私は文章を書くことが怖かった。
「論理的でわかりやすい文章を書け」という固定観念に縛られていた。
大学の卒業論文を経験してしばらく、私は書くことが嫌いだった。
卒論を論理的にわかりやすく書けず、何度も教授に突き返された。同級生は教授からすぐにOKがもらえ、私だけ取り残され、劣等感を感じていた。
100%私の実力不足だったが、書くことへの恐怖が一時期生じていた。
その頃はじめたnoteもすぐに投稿しなくなり、InstagramやXへの投稿すら
ためらっていた。
書くことから遠ざかったとき、noteで1人のライターの投稿が目に入る。
著書『書く習慣』を知り、Amazonで購入して読んだ。
今回はいしかわゆきさんの『書く習慣』から学んだ事をシェアしていく。
『書く習慣』の作りかた
スマホのメモは利き手側に!
ずっと私はiPhoneのメモ帳を、設定と一緒の左上に置いていた。
(スマホの下を持ったとき)右利きの私がこの状態でメモを開くには、手間がかかるので、書くのが面倒になってしまう。
左寄りに置くと、手のひらの範囲内にメモが存在するので、簡単に書く習慣が身につく。因みにXやInstagramも右側に入れるようにした。
これでメモを『書く習慣』がついたよ!
隙間時間を有効に活用しよう!
一日の間に行動が止まっている時間はたくさんある。著者の言葉では、
「思考停止時間」。この時間を5分でも書くことに充ててみる。
例えば、
電車で移動している時間
ご飯を食べている時間
駅から家まで歩く時間
テレビやYouTubeを見ている時間
このうち、私は上2つを書く時間に充てて習慣をつけている。
Xの投稿は出社中の車内で作っていることが多い。
隙間時間の使い方を見直したら、書く時間は確実に増えるよ!
Xであらゆる感想を投稿しよう!
習慣をつけるには書く内容が必要だ。
映画やスポーツ、読書などの感想を書くことが大事だと著者は言う。
中でもXでの発信はハードルが低くオススメだ。
小学生の読書感想文は1000文字あっただろうか。ただ一方で、Xは140字。
読書感想文の何分の一だ。難易度は格段に低い。
要約力が必要だけど、ネタがないときでも苦労はしないはず。
私はPOOLOJOBの講義内容を30分以内に投稿するようにしている。
アウトプットは新鮮なうちにやろう!
書くハードルを下げる方法
自分の好きなことを書く!
著者曰く「どんな文章テクニックをも凌駕する最強のコンテンツ」。
著者はお笑い芸人「かつみ・さゆり」のさゆりさんについて書いた結果
本人に会うことができたそうだ。
あなたが好きなものは、誰かの書いた文章で好きになったものもあるはず。その文章には、誰かの思いが詰まっていた。ならば、自分もその思いを
閉じ込めずに書いてみよう。
溢れんばかりの愛で好きなモノについて書けば、誰かの心を動かせる。
どんなに下手でも公開しよう!
悪口を恐れて文章を公開したがらない人もいる。だけど、誰かに読まれたいなら公開したほうが絶対いい!
SNSでは下手な文章でも、バズる投稿がある。文法的なミスがないありきたりな内容より、少々ミスがあっても本人が試行錯誤して考えた内容なら、
誰かの心に響く。
私もどんな下手な記事でもnoteで公開したら、いいねがもらえていた。
文章を公開したら自然と度胸がついてくるし、書くハードルは下がる。
最後は、公開した人の勝ちだよ!
最後に
書くことを恐れていた私はこの本に救われた。上手か下手か気にせず、
好きなことをどんどん書いていく勇気をこの本からもらった。
卒論のような真面目な文章だけじゃ世の中つまらないよ!
これからも失敗を恐れず、息を吸うように文章を『書く習慣』を作ろう!