叫び過ぎたプロ野球観戦記録!
はじめに
こんにちは!
今日は私の趣味を話そう。
私は6月中旬、大好きな広島東洋カープを応援しに三日連続でプロ野球観戦に行った。外野席で応援歌を叫びまくり、ついには喉を潰して数日まともに声が出せなかった。
そのときの出来事をまとめていく。
このnoteを読んで少しでもプロ野球観戦の魅力が伝わってほしい。
1日目(6/13) 「魅力的なスタジアムなのに・・・」
埼玉西武ライオンズVS広島東洋カープ@ベルーナドーム
試合前
池袋から西武線に乗り、17時に西武球場前駅で下車。
私にとって2年振りのベルーナドーム。
4年前に球場自体はリニューアルされ、長年芝生だった外野席に座席がついて久しい。カープファンの独特な応援スタイル、立つと座るを繰り返すスクワット応援もやりやすくなった。
屋外にはアチアチのグルメもあって、期待に胸を膨らませていた。
試合開始まであと1時間あるので、球場内のグルメを探す。しかし、どれも美味しいので、何を食べようか迷う。
結局、銀だこのごまねぎ味を注文。
試合の経過
※名前を知らない選手はググってね。
18時、いよいよ試合開始。
初回、セカンドに入った矢野雅哉が簡単な打球をエラー。ピンチが広がり、私含む外野席から野次が飛ぶ。しかし、先発の九里亜蓮はそんな状況をものともせず、後続を打ち取りピンチを脱出。
4回、西武先発のボー・タカハシ(ブラジルの日系人)がヒットと四球で無死満塁のピンチを招く。二死後、矢野がエラーを挽回するタイムリーヒットを放ち、カープが2点を先制!!
カープファンは点が入ると、宮島さんという歌を歌う!。
「宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには
今日もカープは 勝ち勝ち 勝ーち勝ち!」
久々の宮島さんを普段の10倍の声量で叫ぶ。喉を壊すなんて気にしない。
カープは7回にも3点を加えた一方、西武はギアを上げた九里の前にこれ以降ほぼチャンスを作れず、結局試合は5-0でカープが勝利!
124球で完封勝利を挙げた九里にカープファンから惜しみない拍手が送られる。
試合の感想
カープが手堅くチャンスをものにした一方、西武はエラーや四死球などが多く感じた。監督も代わり、試行錯誤しているようだった。
また、西武ファンが陣取るレフトスタンドの観客数は、ライトスタンドのカープファンよりも少なく、集客でも苦戦していた。
屋外にはアスレチックや品揃え豊富なグッズショップもあるのに…
グルメも豊富にあって魅力的なスタジアムなのに…
立地の悪さで選手が移籍し、観客も来ない西武の現状に同情していた。
ヒーローインタビューのあとの二次会に参加する。プロ野球応援の二次会はスタメンの選手の応援歌を1番打者から9番打者まで順番に歌う時間だ。
私にとっては至福の時間なので、ここでも叫びまくる。あと2日続けて観戦するとか関係ない。とにかく今日の勝利を喜んだ。
もう声がかすれた。喉は50%やられたと思う
2日目(6/14) 「不思議な勝ち」
東北楽天ゴールデンイーグルスVS広島東洋カープ@楽天モバイルパーク
試合前
この日は人生初の楽天モバイルパークでの野球観戦。
球場には17時前に到着。
実は、1月にも楽天モバイルパークには来ていたが、プロ野球の試合がないオフシーズンだったため、球場は閑散としていた。プロ野球が始まれば上の通り、球場はとても賑やかだ。
グッズショップはとても広々としており、品揃え十分で、ニッチなものまで売ってた。中には今年20周年を迎えた楽天の名場面が壁に飾られている
そして、いざ球場の中へ。
いつもTVで見ていた球場が、目の前に入ったときはとても興奮する。まるで新しい世界の第一歩を踏み出したときのように。
試合の経過
カープの先発は前回登板でノーヒットノーランを達成した大瀬良大地。楽天の先発は今シーズン防御率2点台と好調の左腕、早川隆久。
この試合は投手戦。大瀬良はピンチを背負いながらホームを踏ませず7回無失点で切り抜ける。一方の早川は10回11奪三振の力投でカープ打線に全くチャンスを作らせない。
10回を終えた時点で、スコアボードには0のオンパレード。まるでたこ焼きが並んでいるみたいだ。
しかし延長11回、早川に代わって登板したのは台湾出身で今季防御率1点台のリリーバー宋家豪。カープ絶体絶命の状況だ。
しかし、育成上がりの9番打者二俣翔一がヒットで出塁。二俣の代走で起用された羽月隆太郎が送りバントで2塁に進む。次打者矢野への2球目のあと、羽月は三盗を決める。この盗塁が運命を分ける。
そして、矢野はレフトに犠牲フライを放ちカープが1点を先制。
たこ焼きだらけのスコアボードにとうとう爪楊枝がついた。
その裏を三者凡退で締め、まさかのカープが勝利。ヒーローインタビューには犠牲フライを打った矢野が呼ばれた。
私と同い年の矢野選手。連日の活躍最高だね!
一方の楽天先発、早川は無援護に泣いた。「弁護士を雇ってチームメートを無援護で告訴しよう!」防御率2点台で4勝3敗は可哀想。
試合の感想
私はこの試合はカープが負けると思っていた。
カープ打線はほとんどチャンスが作れなかった一方、楽天打線はランナーをしっかり貯め、3度も満塁のチャンスを作った。しかし、楽天は14残塁。要所を締めたカープ投手陣が一枚上手だった。
球界の名将、野村克也氏が用いた名言「勝ちに不思議の勝ちあり」が似合う試合だった。
ヒーローインタビューの後は、またしても二次会に参加する。
スタメン野手の応援歌を歌ったあと、ネタが切れかけた応援団が何とか絞り出したネタがこちら↓
「気合いを入れろ!里崎!」YouTubeで何かコメントするかな笑
そのまま仙台駅周辺のホテルへ戻る。とにかく眠く、高い声は出せない。喉は20%しか生きていなかった。
3日目(6/15)「推しのために声を差し出す」
東北楽天ゴールデンイーグルスVS広島東洋カープ@楽天モバイルパーク
試合前
いよいよ最終日。
試合開始は14時なので、13時には球場に着いた。この日は#myfavE と題して、推しの選手が楽しめるようなイベントが企画されていた。
昨年まではイーグルスガールデーとして行われたイベントを男女問わず楽しめるようにした。球場では限定のユニフォームが配られていたり、韓流アイドル風の選手ポスターが至る所に飾られていた。
皆さんの推しはいるかな?
同じスタジアムでも昼と夜の景色は全く違う。昔、MLBシカゴ・カブスのオーナーが「野球は太陽の下でやるものだ」と言ったが、そんなセリフが似合う晴天だった。熱中症に気をつけ、水分(ビール)を取りながら応援開始。
試合の経過
カープの先発は玉村昇悟。楽天の先発は昨年のドラフト1位、古謝樹。2001年生まれの同級生二人の投げ合いで始まったこの試合。
2回、古謝は制球が定まらず、カープ打線に連続タイムリーを浴びる。6回にも追加点を上げて、カープが4点リード。勝利は確定だと思っていた。
しかし、交流戦1位の楽天は7回に3点を返す。この時、私はスイーツを買いに球場内を歩き回っており、モニターを見てヒヤヒヤしたものだ。
ただ、カープ自慢のリリーフ陣はここから隙を与えず、残りの回を0で抑え逃げ切った。見事3連勝である!
試合後の感想
さすがは交流戦1位の楽天。簡単には勝たせてくれなかった。だが、それ以上にカープの野球はいやらしい。僅かなチャンスをものにし、鉄壁の投手陣が抑える。守備を重視したカープの野球が誇らしい。
そして、2次会ではまたしてもパワーワードが飛び出す!
「絶対行くぞ国分町!絶対行くぞ国分町!」
日中、課題に追われた僕に国分町へ行く元気はなかった。でもつられて「絶対行くぞ!」と叫ぶ。しかし、私は19時の新幹線で東京に帰った。
仙台は名残惜しいけどやることがあるんだ。またいつか行こう。
推しのために声を差し出した3連戦だった。もう高い声は出なかった。
3連勝と引き換えに私の喉は死んだ。
4日目(6/16)※見てません
カープは負け。楽天の交流戦初優勝をアシストしてしまった。
私は東京で用事があるので見に行かなかったが、家族から「お前がいないせいで負けたぞ!」とのクレームが。むかつきつつ、ちょっと嬉しかった笑
最後に
ビジターゲームで3連勝してしまったので、もう私は今年の運を使い切ったかもしれない。しかし、赤いユニフォームを着たもの同士、同じ場所、同じ時間を共有して同じチームを応援したこと。これに勝る幸せはないだろう。おまけに交流戦は2年に一度しか試合が見られない。貴重な経験だった。
今回の記事では球場の話(ベルーナドーム&楽天モバイルパーク)を深掘りできなかったので、それは後日書くことにしよう。
さて、私の「プロ野球の12球場全てで現地観戦する」目標はどうなったか?
現行のプロ野球12球場のうち、7球場で観戦を行った。できれば来年までに12球場全てで観戦がしたい。
とりあえず、ZOZOとナゴヤドームへ。予定を調べ出す私だった。
次回をお楽しみに!