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2024年のIWAOと2025年

1.はじめに

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。IWAOです。本日は、2024年の私の活動を振り返るという内容です。いつも書いているブログと比べたら、内容は簡単なものにまりますが、是非、最後まで読んで欲しいです。よろしくお願いします。

2.今年の活動

 今年も様々な博物館へ行き、どのような展示が行われているのかをこちらのブログで紹介させていただきました。今年は、少し違った記事も書かせていただきました。また、今年は、多くの方に写真や動画も多く貸してもらいました。改めて、お礼を申し上げます。ブログの作成に協力していただいて、本当にあるがとうございます。
 まず、今年は、うぱさんのイベントについて書かせてもらいました。「さがす」と「かわんちゅ」です。さがすではうぱさんが、かわんちゅはうぱさんとsakanazukiさんのお二人で展示を作成されました。どちらも壁に貼る生物、その生態がどのようなものか、季節はいつなのか、じっくり考えこまれて作成された展示になっていたと思います。

かわんちゅの様子

 また、今年は、長編シリーズとして、ホンモロコについても書かせてもらいました。いつもは、1本で、長くて2本で作成していましたが、ホンモロコは、4本の長編となりました。こちらは、2月から資料を集め始め、11月に完結するという作成に1年近くかかるものとなりました。本来は、2本で作成する方針でした。また、こちらのブログを作成するにあたってうぱさんから、イラストを多く使用させていただき、本当に助かりました。うぱさんには、感謝しかありません。

ホンモロコ

 また、9月からは、けんやさんとガサガサに同行させていただきました。アジメドジョウのいる川でのガサガサでしたが、その中で、実際に私が飼育することになった生き物も複数います。ガサガサ、特に川での本格的なガサガサというのは、実は、初めてだったりします。私がかつてから生物好きではあったもののそういうことが合う友人がいなかったです。なので、こういうことができることは、非常に嬉しかったです。来年もガサガサに行きたいですし、実際に会ったことのない人とお会いして、行ってみたいなと思います。
 けんやさんとのガサガサでドジョウ(在来系統)に出会えたことは、本当に大きな体験でした。かなり貴重な存在になっており、まさか、野外で出会えるとは思いもしなかったです。日本の生物は、地域個体群を作り、種も多いです。その象徴が、ドジョウで、川が違えば、同じドジョウでも何かが違う、知識では分かっていても、実際に体験することは、大きく違いました。

ドジョウ(在来系統)
飼育中の在来系統のドジョウ
オオシマドジョウ
ムギツク
アジメドジョウ
ナガレカマツカ
アジメドジョウ
ニシシマドジョウ

3.2024年読まれたブログランキング

 ここで、今年読まれたブログ、ベスト5を紹介させていただきます。
 第5位は、「第2章 ホンモロコは何を繋ぐのか?ー時空編」です。こちらは、ホンモロコの「生態」と「歴史」の2つを書かせてもらいました。実は、こちらは、今まで書いたブログの中で1番読んでほしいです。ホンモロコが、生物と琵琶湖、そして、人間とどう付き合いがあったのか、「繋がり」をテーマに書かせてもらいました。ここで気づいてほしいことは、人間は、生物と無縁ではない、むしろ、生物との繋がりがあって強いということです。生物や自然というのは、人間と距離の大きいものではありません。まして、今になって始まった関係ではなく、昔から、生物との関係はありました。つまり、生物を守ることは、これから恩恵を受けるためでもあり、過去からの文化や歴史を守ることにもつながります。そこに繋がるブログです。

 第4位は、「第1章 ホンモロコとは何者か?ー進化編」です。私が書いた中では、内容・文量共に満足できるものでした。ホンモロコとタモロコという近縁種同士の関係から、日本の自然がどうなっているのか、その中から、ホンモロコがどのように生まれたのか、それを考える内容になります。タイトルに思いっきり、ホンモロコとなっていますが、主役は、完全にタモロコです。タモロコと一言っても簡単には言えないものがある。それがよくわかります。

 第3位は、「かわんちゅ(2024/8/3〜8/4)」です。こちらは、うぱさんとsakanazukiさんの二人で開催された展示会になります。うぱさんとsakanazukiさんが作成した解説パネル、イラストと実際に採取された生体、そして、「#日本の川にはこんなに美しい魚がいる展」で応募された写真と提供された映像が、パネルに流れていました。うぱさんとsakanazukiさんの描かれたイラストの凄さは言うまでもありませんが、この展示室は、「どこを想像して書かれていたのか?」ただただ入って終わるのではなく、どう作られているのか、そこも味わってその面白さがやっと分かる内容です。こういうイベントにまた行ってみたいなと思います。来年、開催されるなら、必ず行きたいなと思います。

 第2位は、「外来種は強者か?ー共存する危機と脅威」です。外来種というと、強い生物、悪い生物とのイメージが強いですが、決して、そういう生きものばかりではないということです。代表となる生き物として、ここでは「オヤニラミ」と「ニホンイタチ」について書かせてもらいました。自然分布先では、息の根でも定着先では、大きな脅威になっているという矛盾した状態になってしまっています。このような矛盾した状態になっている外来種は、実は、この2種だけではなく、たくさんいます。これは、国内だけでなく、国際的にも同じです。今年書かせてもらったホンモロコや特定外来生物であるチュウゴクオオサンショウウオも同じです。何故、定着先で今日になっているのか、「強い」以外の理由で、考えるべき問題です。
 こちらのブログは、実は、初めて「写真を貸してもらった」上で作成しました。想像していた以上に写真を貸してもらい、多くの方に感謝しています。(*サムネは、けんやさんのオヤニラミを使用)その甲斐あって、多く閲覧させてもらいました。本当にありがとうございます。

 そして、栄えある第1位は、「日本在来種のコイとは、何者か?」です。これは、2023年に書かせてもらった記事になりますが、第2位とは、「今年のview数だけで」倍以上の差があります。閲覧数が1000を超えた時に、感謝のツイートをした時から、さらに閲覧数が跳ね上がりました。Googleで「コイ 在来種」と検索すると私のブログが出てくるほどです…(恐れ多い…)コイの在来種について扱った内容が、ネット上でもあまりないことが、原因ではないかと思われます。まさか、去年書いたものが、根強く見られいるとは驚きを隠せません…

実際の検索結果

4.2025年へ向けて

 来年以降は、このブログでの活動を変更していく方針です。早くて、来年の2025年にYouTubeでの活動へ移行していきたいと思っています。必要な機材が、揃いそうです。機材が揃い、動画の出し方なども理解した辺りから始めていきたいと思います。これまでは、博物館での展示をメインに挙げていましたが、来年以降は、私自身が調査を行い、その内容についてのウェイトを大きくしたいと思います。今年行った博物館の展示があるもののどうしても出せないものがあります。取材済みで、これから書くだけのものが以外にも多くあります。それも2025年で出していきたいです。
 Xや実際にお会いした方々には分かるかもしれませんが、来年のブログでのネタも今、集めて構成している最中です。しかし、2025年の最初で何を書くのかを決めており、原稿も書いている真っ最中です。それが完成したら、来年のブログを書きます。今年行ったホンモロコのような長編を作成することを決めており、何を扱うのか?も決定済みです。このブログには、そのヒントがあります。何になるでしょうか?お楽しみに。
 以上になります。2023年も私のブログを愛読くださり、本当にありがとうございます。皆さんよいお年をお迎えください。

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