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自己紹介その7-自分の会社がいくらで売れるもなのか?

(写真は北京に行った時に撮ったものです)

こーたです!

前回お伝えした
年収1億円って意外とちっぽけなんだな、という話。

年収1億円になって、ほんとうれしかったし、調子にのってました。
ただ、半分近くは税金に持っていかれちゃうし、手取りは毎月約450万円。
300万円を使って、残りの150万円を貯金したとしても、1年で貯金できるのは、たったの?1800万円!です。

年収1億円を10年続けて、そこそこぜいたくな暮らしをして、10年貯金しても貯金額は1億8000万円。
もちろん、そんなに貯金があるのはすごいですし、最高です!
ただ、その時に住んでいた家賃70万円の部屋は3億円なので、全然買えません・・・
年収1億円を10年続けても、家賃70万円のマンション一部屋も買えないんです。

でも、東京にビルはたくさんあるし、部屋やオフィスはたくさんあるし、もちろん、大阪にも名古屋にも福岡にも部屋やオフィスはたくさんあります。
そのすべての部屋やオフィスにオーナーさんがいるんです。

みんな、どうやって買ってるんだろ??
3億円とか5億円とかを一気に手に入れる方法なんてあんのかな??
と思って考えていた時、会社売却すれば大きなお金が入ってくるかも?と思ったんです。

会社の値段を決めるのはなかなか難しいです。

会計の基準などで決める価格などもあります。
ただ、美術品と一緒で、欲しい人が2人いたら、値段は上がります。

また、将来性などを見込まれている場合は、会計の基準では価格は決まりません。
そこに将来の期待値が入るからです。

とはいえ、ある程度の売上や利益などが出ていないと、いい値段では売れないのが現実です。

私が当時聞いたのは、会社の利益がひとつの基準という話でした。

会社の買収価格のざっくり計算法としては
普通の会社は会社の利益、つまり経常利益の1倍〜3倍くらい。
これはたぶん税引き前の利益の話だと思います。

1年で会社の利益が1000万円出ていたら、その会社は1000万円から3000万円で売れるというイメージです。
つまり、税金など細かい金額を抜いたざっくり話としては、買う側としては、その会社を買って1年から3年で、もとが取れる、ということです。

買収される側の社長は1年か2年、そのまま会社に残ってもらうという契約になるかもしれませんが、社長のやる気がなくなるかもしれませんし、急病になるかもしれませんし、幹部がやめるかもしれません。
営業的な会社だと、そんなことがあれば大幅に業績が落ちるかもしれません。
そんなリスクを考えた上での、利益の1〜3倍という数字なんだと思います。

ただ、社長や幹部がいなくなったとしても、大幅に業績が落ちないような会社は、売却額も大きくなるとのこと。
それは、立地や権利などが重要なポイントを占める業種で、代表的な業種としては、調剤薬局がそういう業種にあたるということでした。
確かに調剤薬局は立地が一番大事そうで、権利?かどうか分かりませんが、病院での会計時に、近くの薬局はここです、とか紹介されたら、売り上げは安定しそうですよね?
このような業種は、買収価格が経常利益の10倍もありえるとのことでした。
ただ、ちょっと前の話なので、今現在は変わってるかもしれません。

また、将来性があったり、何社かで買収を競うような形になると10倍〜15倍くらいのケースもあるとのことでした。

自分の会社がいったいいくらの価値があるのか?いくらで売れるもなのか?まったく検討がつかない状態ではありましたが、いろんな人の話を聞いているなかで、まとまったお金を手に入れるにはやっぱり会社を売るしかないのでは?という思いがどんどん強くなってきていました。

そこで、起業の合併や買収などを仲介する会社、M&A(エムアンドエー)の会社と契約を結ぶことになります。


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