国際都市地域間協力(IURC) 日本事務局

欧州と日本を含む世界各国の都市・地域が参加する欧州連合(EU)のプロジェクト「国際都市地域間協力(IURC)」の日本事務局です。市町村単位で活動する「都市間協力」と州・都道府県等のより広域な地域で活動する「地域間イノベーション協力」の情報をそれぞれのマガジンで発信していきます。

国際都市地域間協力(IURC) 日本事務局

欧州と日本を含む世界各国の都市・地域が参加する欧州連合(EU)のプロジェクト「国際都市地域間協力(IURC)」の日本事務局です。市町村単位で活動する「都市間協力」と州・都道府県等のより広域な地域で活動する「地域間イノベーション協力」の情報をそれぞれのマガジンで発信していきます。

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最近の記事

日欧地域間イノベーション協力: プロジェクトの総括と成果

2021年11月に開始された日欧地域間イノベーション協力は、EUの地域と日本の府県との協力関係の促進に焦点を当て、地域レベルでのイノベーション、起業家精神、スタートアップエコシステムの政策分野における知識の共有と相互学習に重点を置いた協力を推進させることを目的としたプロジェクトです。また、グリーン復興、脱炭素化、再生可能エネルギー、デジタル化、社会的イノベーションなどを、EUと日本の両地域が直面する共通の目標や課題として認識しています。 EUと日本の参加地域・府県: プロジ

    • 日欧地域間イノベーション協力: 第4回EU地域と日本の府県との交流会開催報告

      2023年10月30日、駐日欧州連合(EU)代表部において、今期における活動の総括となる「日欧地域間イノベーション協力- 第4回 欧州地域と日本の府県との交流会議」が開催されました。この交流会議は、翌10月31日に開催された欧州委員会地域・都市政策総局(DG-REGIO)と日本の国土交通省によるハイレベル政策対話とのバックトゥバックで開催されました。 日欧地域間交流会議は、日本からの参加者は会場から出席し、EUからの参加者はオンラインで参加するというハイブリッド形式で行われま

      • 日欧地域間イノベーション協力事業ウェビナーシリーズNo.6  アドバンスト・エア・モビリティ ~空飛ぶクルマ~

        9月28日9:00-10:30(日本時間)に開催された欧州連合日欧地域間イノベーション協力プログラムのウェビナーは「空飛ぶクルマ」つまり垂直離着陸機(eVTOL)の開発・普及に向けた欧州と日本の取り組みが紹介された。 まず基調講演で欧州委員会のユッカ・サヴォ航空安全・ドローン・AI・デジタル化担当主席管理官がEUの進める「空飛ぶクルマ」の開発支援プログラム」(欧州では「innovative air mobility」と称する)を紹介した。同氏によれば、この分野において注目す

        • 日欧地域間イノベーション協力 欧州でのスタディーツアーが実施されました

          2023年6月4日から10日にかけて、日欧地域間イノベーション協力事業に参加している日本の代表団による欧州訪問が行われ、5つの府県と欧州委員会(地域都市政策総局および駐日欧州連合代表部)から合計16名が参加しました。府県の代表団は、愛知県、京都府、大阪府、広島県、大分県の代表者で構成され、各府県の欧州地域との協力分野に対する関心に応じて複数のグループに分かれて各地域の視察を行いました。   エミリア・ロマーニャ州(イタリア)は愛知県、広島県、大阪府の視察団の受入れを行い、リュ

        マガジン

        • 日欧地域間イノベーション協力
          12本
        • 都市間協力
          7本
        • IURC(国際都市・地域間協力)プログラムについて
          5本

        記事

          日欧地域間イノベーション協力事業ウェビナーシリーズNo.5 EUと日本のフードテック 開催報告

          日時:2012年5月24日(水) 9:00~10:30(CEST)、16:00~17:30(JST) オンライン開催(Zoom) 5月24日、9:00-10:30(日本時間)、日欧地域間イノベーション協力事業のウェビナー「EUと日本のフードテック」が開催されました。フードイノベーション、すなわちフードテックに関する欧州地域と日本の自治体のそれぞれの取り組みを紹介することを目的とし、日欧の各地域における食品産業に関するこれまでの取組みや支援等が紹介され議論されました。 本ウ

          日欧地域間イノベーション協力事業ウェビナーシリーズNo.5 EUと日本のフードテック 開催報告

          日欧地域間イノベーション協力事業 ウェビナーシリーズNo.4「EUと日本におけるエネルギー転換と水素」開催レポート

          日時:2023年4月27日(木) 9:00~10:30(CEST)、16:00~17:30(JST) オンライン開催(Zoom) 4月27日16:00-17:30(日本時間)、水素エネルギーの開発・普及に関する欧州地域と日本の府県のそれぞれの取り組みを紹介することを目的として、日欧地域間イノベーション協力プログラム オンラインセミナー「EUと日本におけるエネルギー転換と水素」が開催されました。 消費時にCO2を排出しない水素エネルギーは「欧州グリーン・ディール」の目標達成

          日欧地域間イノベーション協力事業 ウェビナーシリーズNo.4「EUと日本におけるエネルギー転換と水素」開催レポート

          日欧地域間イノベーション協力事業 ウェビナーシリーズNo.3「スタートアップとオープンイノベーションのためのスマートスペシャリゼーション戦略」開催レポート

          日時:2023年4月26日(水) 9:00~10:30(CEST)/ 16:00~17:30(JST) オンライン開催(Zoom) IURCヘルプデスクは、EUが提唱するスマートスペシャリゼーション戦略をふまえ、スタートアップ支援やオープンイノベーション推進政策を通じて地域のイノベーション創出がどのように発展しているのかについてEU地域と日本の府県が情報交換や成功事例を共有する機会を提供することを目的として、オンラインセミナー「スタートアップとオープンイノベーションのための

          日欧地域間イノベーション協力事業 ウェビナーシリーズNo.3「スタートアップとオープンイノベーションのためのスマートスペシャリゼーション戦略」開催レポート

          日欧地域間イノベーション協力 日本でのスタディツアーが実施されました

           2022年11月13日から19日にかけて、欧州地域が日本の府県を訪問するスタディツアーが実施され、欧州6地域と欧州委員会(DG REGIOおよび駐日欧州連合代表部)等から計24名が参加しました。  参加地域はオーヴェルニュ・ローヌ・アルプス地域(フランス)、バスク自治州(スペイン)、カタロニア州(スペイン)、エミリア・ロマーニャ州(イタリア)、リュブリヤーナ都市地域(スロベニア)、ヴァルドワズ地域(フランス)と、日本の愛知県、京都府、大阪府、広島県、大分県です。視察団は2つ

          日欧地域間イノベーション協力 日本でのスタディツアーが実施されました

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          日欧地域間イノベーション協力プロジェクト 第1回オンラインセミナー

          日欧地域間イノベーション協力プロジェクト 第1回オンラインセミナー

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          日欧地域間イノベーション協力プロジェクト 第1回オンラインセミナーが開催されました

          IURC Japanヘルプデスクは、日欧地域間イノベーション協力プロジェクトの活動の一環として、第1回オンラインセミナーを開催いたしました。 録画はこちらからご覧いただけます。 https://note.com/iurc_japan_hd/n/n30f718ef16a9 プレゼン資料はこちらからダウンロードしていただけます。 日時 10月6日(木)16:00-17:00 プログラム 16:00 開会挨拶・趣旨説明  日欧地域間イノベーション協力プロジェクト・リーダー、

          日欧地域間イノベーション協力プロジェクト 第1回オンラインセミナーが開催されました

          IURC地域間イノベーション協力の参加自治体(都道府県)を募集中です

          IURCでは、すでに実施中の欧州と日本の都市間協力プロジェクトに加え、より広域な地域(日本では都道府県レベル)間でのイノベーション協力を行う「日欧地域間イノベーション協力事業」が開始されました。この事業では、日欧の地域レベルの知識交流をウェビナーや相互訪問を通じて、地域イノベーションやスマート・スペシャリゼーションについての知見を深め、相互の協力を強化し、地域の経済発展・振興に寄与することを目指しています。 この「日欧地域間イノベーション協力事業」に参加を希望する日本の都道

          IURC地域間イノベーション協力の参加自治体(都道府県)を募集中です

          IURC日欧地域間イノベーション協力について

           日欧地域間イノベーション協力は欧州連合(EU)のプロジェクトで、欧州委員会外交政策手段局(FPI)及び地域・都市政策局(DG REGIO)が、日本の国土交通省と協力して実施します。その目的は「欧州2020」の対外方針に従い、持続可能な都市開発とイノベーションのために、EUの重要なパートナーである国々・地域との協力に寄与することです。このプロジェクトの実施期間は2023年11月までです。  協力の分野は、EUで見る地域主導のイノベーション・エコシステムと競争力強化、とりわけ、

          IURC日欧地域間イノベーション協力について

          第4回ウェビナー 「 リノベーション・ウェーブ(建築物のエネルギー消費性能)」

          都市がカーボンニュートラルを達成するためには、古い建築物をエネルギー効率の高いものに改修することも重要です。欧州委員会の共同研究センター(JRC)によると、EUでは総エネルギー消費量の40%、GHG排出量の36%を建築物が占めています。上述のような改修を行わなければ、正味ゼロ・カーボンの目標は達成できません。 2021年11月29日、IURC AA(アジア・豪州NZ)は、IURC AA 日本事務局(ヘルプデスク)業務を担当する公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と共同

          第4回ウェビナー 「 リノベーション・ウェーブ(建築物のエネルギー消費性能)」

          IURC AA-EU・日本キックオフ会合

          IURC日本は、日欧双方の参加都市の顔合わせとなる実務者レベルのキックオフ会合を開催しました。関係都市等から60数名の参加がありました。 IURCに参加しているアジア・豪州NZ地域の9カ国の中で、最も参加都市数が多いのが日本とインドです。2021年5月から8月にかけて、EU域内と日本国内のそれぞれにおいて、今期(2021-2023年)IURCへの参加希望都市を募り、相互の関心テーマと協力希望を調整した結果、EUの13都市と日本の10都市のペアが内定しました。これ以外にも、オ

          第2回ウェビナー「都市におけるカーボンニュートラルの実現に向けて」

          2021年10月19日、IURC日本ヘルプデスクは、「Achieving Carbon Neutrality in Cities(都市におけるカーボンニュートラルの実現に向けて)」に関するウエビナーをオンラインで開催しました。これは、テーマ別クラスターの1つである「エコ転換とグリーンディール」についてIURC AA(アジア・豪NZ)が開催する一連のウエビナーの第2回目であり、今回は都市の脱炭素化に焦点を当てました。都市がカーボンニュートラルに向けてどのように変革しているかにつ

          第2回ウェビナー「都市におけるカーボンニュートラルの実現に向けて」

          EU及び日本からIURCに参加する都市が選定されました

          欧州連合(EU)の国際都市地域間協力(IURC)プログラムに参加する欧州の13都市と日本の10都市が選定されました。 今回選定されたIURC参加都市は、気候変動、循環型経済、自然に基づく解決策、交通、コロナ禍からの経済復興など、様々な都市問題の解決に向けて、日本の1都市とEUの1都市または2都市がペアを組み、相互の視察訪問やオンラインでの交流を通して、協力の相乗効果と付加価値を生み出すことを目指します。  日本からの参加都市と、ペアとなるEU都市は以下の通りです。1.〜5

          EU及び日本からIURCに参加する都市が選定されました