【海外シングルファザー日記】マネージャーに絶対求める3つのこと / 豚汁
マネージャーに求められる3つのこと
3つです。だいたいこういうのは3つ。なんでなんだろね。
うちのマネージャーたちと、今年お願いしたいこととして、かっこいいマネージャーになってほしい、という話を最近しています。今日もごりごりに議論しました。
小さい会社なので、日本の大企業とは違って、あんまりマネジメントについて学ぶ機会が豊富ではありません。
ということで、キャラに似合わず上から目線ではあるのですが、前職で課長たちに研修してたことのエッセンスを、マネージャーに求めること3箇条として英語で伝えています。
ひとつめ: 実行責任 / Delivery
約束された期日までに、与えられた(限られた)リソースをなんとかやりくりして、アウトプットを出すこと。アウトプット、という表現よりも、わたしは「Deliver」という言葉が好きです。受け取る側の相手の顔が見えるので。誰が何に困っていて、それを自分の仕事がどう助けるのか。それを意識しつつ、なんとかがんばってくれ。という話
ふたつめ: 育成責任 / People Development
チームのメンバーの人生(未来)を預かるマネジャーとして、また、自分のチームの生産性を高めるために、「育成」にも目を向けてほしい。軍曹スタイルでバシバシ指導するとマイクロマネージャーになるのでその必要ないのですが、自分が持っているノウハウや知識、仕事で成果を出すやりかたは惜しみなく教えること。権限委譲を通じた「任せる」という行為をぜひ実践してほしいこと、を伝えています。
それは、デリバリーのクオリティを高めることにもつながりますし、自チーム未来への投資でもあります。マネージャーの大事な大事な役割です。
みっつめ: 変革責任 / Change Leadership
わたしはこれを最重要視しています。業績を出し、人を育成するときに、さまざまな障壁を取り除かなくてはいけないシチュエーションが絶対に出てきます。ここにどう向き合うか。マネージャーの真価が問われるところだと思っています。
目の前の石ころレベルはエントリー/ジュニアレベルでも対応することができます。マネージャーならおそらく簡単にできる。でも、目の前だけでなく、中長期をより意識する機会を持ってほしいなと思っています。
会社というものは、経営目線でとらえると、理念に則り、中長期的に持続して成長していかないといけません。マネージャーに委譲される経営者の権限のひとつに、持続的成長への貢献というものがあると思っています。
すなわち、仕事のバリューチェーン全体を見て、システム思考で、より根底から、根本的な解決策に果敢に挑戦する姿勢をマネージャーに求めます。それができるのは高い視座を持つマネージャーだからこそ。また、人間性もセットで、組織やチームを動かし、自分一人でできること以上のことをチーム全体で成し遂げるダイナミズムは、マネージャーの仕事の醍醐味でもあります。
以上3つ。会社を成長させ、社会やお客様に提供できるバリューを高めるためにできることを全部やったろうじゃないか。上から落ちてくるテトリスやってたって、いい方向に変わらないんだよね。って、思う今日この頃です。
こんなことをうちの優秀なマネージャーたちとバッチバチに議論してきて、今日はへとへとです。
ほっとする豚汁で
そんな議論に夢中で目の前の仕事がいろいろ滞っているわけですが(みんなすみまっせん!)、リラックスしたいときは豚汁かなあということで、おいしいバイエルンも豚肉で作ってみました。にんじん買い忘れたよ。あと海外はごぼう売ってないんすよね。あれ食うの日本人だけなんだそうね。
さーて、ちょっと休んでちょっと溜まってる仕事するかな!おやすみなさーい。
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