「あんなもんで立つやつはいない」って(笑)
〇月〇日
鹿島茂「オール・アバウト・セックス」
フランス文学者の鹿島茂さんが「文藝春秋」等に連載(1998年~2002年)した風俗書を対象とした書評をまとめた本。
巻末に、久世光彦さん、福田和也さん、鹿島茂さんの鼎談が載っている。
その中で、鹿島茂さんは「で、あるとき、船橋聖一は警察に『大江(健三郎)の作品にはいっぱい卑語・猥語が出てくるじゃないか』って文句をいうんだけれど、警察はとりあわない。『あんなもんで立つやつはいない』って(笑)警察は『立たないものは猥褻じゃない』という、正しい倫理観をちゃんと持ってたんだ(笑)」
20年前に出版された本なので、この本で書評された本を捜すのは大変そうだけれど。
〇月〇日
シュルレアリスムのイヴ・タンギーの絵に惹かれる。
夢のイメージ。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをいただけた場合、書籍出版(と生活)の糧とさせていただきますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
なお、ゲストのかたもスキを押すことができます!