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自己否定が止まらない・・・!
今日も朝の投稿ですが、それでもあいさつは「こんにちは!」
大阪・兵庫で活動するファッションセラピストの上杉いとです。
さて。
今日のタイトルにある「自己否定が止まらない…!」ですが、自己否定する人にとってはよくあることかと思います。
実はわたしも、元々は自己否定が強いタイプでした。
「でした。」ここ、超重要ですよ!!
え?
今は違うってこと??
そう!そうなんです!!
今日は自己否定が強かった頃のわたしがどんな思考をしていたのか、あなたにちょろっとお話します。(と言いつつ文字数は4000字超!)
自己否定するわたし、自己否定しないわたし
5月の上旬に足をケガしたんですが、2か月以上たった今でもまだ痛いんですよね。
しかも、先天的な理由でヒザと股関節が悪いので、そっちにまで影響がいってあちこち痛むんです。
体が思うように動かなくなるとそれだけでもしんどいですが、体と一緒に心までしんどくなることってありますよね。
そういうとき、以前のわたしはこんなふうに考えていました。
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足がいたい、、、
ヒザと股関節にまで影響がいってあちこち痛い、、、
足の痛みで日常生活がままならないなんて、なんでこんなにツラい思いをしなきゃいけないんだろう…。
家事もろくにできないし、仕事にも影響が出ているし。周囲に迷惑をかけているのが申し訳ないな…。
ケガをしなければこんなことにはならなかったのに。。。
ツラい。苦しい。
自分のダメさ加減にイヤになる…
夫はやさしい言葉をかけてくれるし、合間をぬって家事もしてくれるけど、仕事で疲れてるのに気を遣わせてしまうなんて、わたしはダメな妻だな…
きっと、心の中では、「それくらいのことで」とか、「なんで俺がこんなにやらなあかんねん」とか思ってるんだろうな…。
はぁ…こんなに痛むなんて、やっぱりわたしは、幸せになれないようになっているのかも。自己肯定したところで痛みが消えるわけでもないし…。
それなら、自己否定していた方が最終的に反省につながるんじゃないかな…?
そもそも、
父「親の言うことを聞かないからだ」
「お前はぜったいに幸せになれない」
母「どうしてあんたは、お母さんをこんなに苦しめるの」
両親がそう言っていたように、わたしは人を苦しめる存在でしかないから、自分もこうやって苦しむ人生しか送れないんだ。
どうせわたしなんて…
わたしがいると迷惑をかけてしまう…
わたしがいなければ、夫ももっといい人と結婚生活を送れていただろうに…
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と、こんなふうに自己否定しては落ち込んでいたんですね。
自己否定することで現実を直視せず、苦しい現実を否定しようとしていたんです。
ですが、今のわたしは違います。
なにが違うかって?
今は自己否定をほとんどしなくなったんです。
なんでって?
なんででしょうねぇ…。
わからないから、これにて閉店!ガラガラ~!!
ちがぁう、ちがぁぁう、
なぜ、今のはわたしは自己否定をしないかというと。
今のわたしは、しあわせいっぱいなんですよ。
しあわせだと自己否定しないのか?
自己否定しなくなったから、しあわせなのか?
ニワトリが先かたまごが先か、今となってはどちらが先だったかわかりませんが、現在は自己否定せずに、自分はしあわせ者だねぇ~と感じながら日々を過ごしています。
今のわたしには、わたしの存在を肯定してくれる夫や友人たち、仕事を休むと心配して声をかけてくれる職場の同僚たちがいます。
わたしはここに居ていいんだな。
存在を受け入れてもらえてるんだな。
日常の会話から、まわりの温かい言葉と眼差しがひしひしと感じられ、これがしあわせでないのなら、何がしあわせなんだと思わずにはいられないほど、心がポカポカとしあわせな気持ちになるんですよね。
しあわせいっぱいだから、自己否定する気持ちになれないというか、自然とマイナスな感情が薄れていくんです。
自己否定をしてしまう理由
自己否定したくなくても、気づいたら自己否定しちゃってますよね。
自己否定したくてしたくて、自己否定してないと、人生なんにも楽しくないんです!
お願いだから、、、
自己否定させて!!
でないとわたし、生きてる意味がないの・・・!
世の中にはいろんな人がいるので、もしかしたらこんな人もいるのかもしれません。(いるのか?いたら、ある意味すごいしあわせな人なんじゃ…)
自己否定したいとか、自己否定したくないとか意識的にではなく、無意識のうちに気づいたら自己否定してしまっているという人が多いと思います。
ではなぜ、自己否定してしまうのでしょうか。
自己否定が強い人は、家庭で、あるいは、学校や職場で人格を否定されるような言葉をたくさん投げかけられてしまったことが原因になっていることが多いです。
わたし自身、両親に人格否定をされ続けてきたので、自分はダメな人間なんだと思い込んでいました。
また、幼いころから体が弱かったこともあって兄弟姉妹や級友と同じようにできないことも多く、そのことがさらに自己否定感を強める原因になっていきました。
誰だって、「あなたはダメな人間」とか「どうしてお前はできないんだとか」とか、人格を否定する言葉を投げかけられたくありませんよね。
人格否定され続け、これ以上、否定されたくない…!
そんな心の叫びが自己防衛としてはたらき、その結果、誰よりも先に自分で自分を否定してしまうのかもしれません。
また、自己否定する人の中には、かつてのわたしがそうであったように、自己否定することで現実逃避をしている場合があります。
現実逃避をして得られるメリットはなんでしょうか?
「わたしはダメな人間だ」「どうせわたしなんて何してもうまくいきっこない」と自分にレッテルを張るという保険をかけ、失敗したときに「やっぱりね」と安心しようとします。
自己否定したとおりの自分であったことにどこか安堵感を覚えるのです。
自己否定が強い人は、人一倍臆病なのかもしれませんね。
自己否定を止めたらこうなった
10年前、当時もケガと元々悪かった関節の痛みが原因で、大好きだった職場を辞めざるを得ない状況に陥りました。
(またケガが原因とかどんなドジっ子だよ((こんなドジっ子だよ)))
そのときはまだ自己否定が強いわたしだったので、足の痛みや周囲に迷惑をかけていることばかり考えていました。
(わたしの存在が迷惑をかけてしまう。)とか、
(治療しても治らない、わたしは一生このまま痛みを抱えていくんだ。)とか、
(ツラい…、もう生きるのがイヤだ…)とか。
マイナスなことばかり考えては苦しみ、自己否定するのもツラくなると、今度は夫に八つ当たりするようになりました。
そのときはまだ結婚してませんでしたが、夫と同棲をしていたので、行き場のないモヤモヤを夫に八つ当たりして、よくケンカになっていました。
当時、夫によく言われたのが、
「なんでそうやって自己否定するん!?俺、そんなこと言った?ひとことも言ってないよね?」
「自己否定するのは性格で仕方ないにしても、言ってもないことで当たられても困る」
至極もっともな言葉です…
当時の夫には、本当にごめんよとここで謝っておきます。(直接は謝らない)
今のわたしは夫に八つ当たりしないかっていうと、するんですよ。(しとるんかい!)
ちょうど最近、こんな感じのやりとりをしました。
わたし「足がい〜た〜い〜!こんなに痛いのは、お、ま、え、のせいだ〜〜〜!」
※普段は夫を名前呼びしてます。
夫「うんうん、俺のせいだね。ごめんね。」
わ「こんなに暑いのも、おまえのせいだ〜〜〜!」
夫「それはちがうやろ!?全世界の人の分まで、責任を負えるか!!」
わ「うへへへへ」
こんな感じでライトな八つ当たりはよくしています。
いかにもなおふざけ口調と、いつまでも引きずらない短い八つ当たりなので、夫もわたしも笑っておしまい!
痛みでツラい毎日であっても自己否定ばかりしていたときとは違って、楽しい時間もたくさん感じられるようになりました。
同じ八つ当たりに変わりないんですが、表現が変わったことでどちらもイヤな気分にならずにすみ、また、口に出すことでため込まずにすむようにもなりました。
何より、つらいことがあってもちゃんと笑えるんだ、楽しく過ごせるんだと、自己否定していたわたしが自己否定せずにいられるんですね。
自己否定をやめると、こんなに心が軽く楽しいほうに意識が向くようになるんだとしみじみと感じています。
自己否定を止める方法
自己否定が強い人のネガティブ思考を劇的に変えることは難しいです。
なぜなら、自己否定が強い人は、結果的に「自分はダメな人間だ」と結論づけるために、起こったできごとをマイナスな方向へと考え行動していくからなんですね。
自己否定することばかり考えてしまうので、負のスパイラルに陥り、それが習慣となって自分の力では自己否定する自分を変えることが難しくなってしまうわけです。
ネットで検索すれば、たくさんの対処法が出てきます。
自己否定感があまりにも強いと、どんなに自己否定する自分をやめたくても、たとえ、対処法を知ったとしても、それを実行する気持ちになかなかなれませんよね。
だったら、自己否定を止めなくてもいいんじゃないでしょうか。
今のあなたには自己否定をするのがベターで、心を落ち着けさせるためには必要な時間。だから、無理に止めなくていいとわたしは思います。
「自己否定が止まらない。ダメなことなのに…!」と思ってしまうと、自己否定することは良くないとわかっているのに、それでも自己否定してしまう自分のことをもっと責めてしまいますよね。
負のスパイラルに陥らないためにも、まずは今の自己否定してしまう自分を受け入れてみましょう。
「自己否定しても大丈夫だよ」
「自己否定してしまうけど、今のわたしにはこの時間が必要なんだ。」
今日のあなたが、たった一瞬でも「こんなわたしだけど、わたしはこれでいいんだ」と、自己否定するあなたを受け入れられますように。
▼自己否定してつらいときは、こちらの記事をどうぞ