自己否定に陥るひとは成功体験が少ない!?
いやぁぁぁぁぁ!
iPhoneがぁぁぁぁぁ!!!
落下で画面バッキバキ
なっ、中身は大丈夫か!?
って全然あかんやないかいっ
買うしかないか…
この際、ポートレートモードのあるやつにしよ!
iPhone6s → iPhone SE にグレードアップ!!(やったね!)
こんにちは!
大阪・兵庫で活動するファッションセラピストの上杉いとです。
毎日暑くて、不快指数爆上がり!今日もアイスがおいしいネ☆
成功体験の少なさが自己否定につながる
あなたは成功体験がないからと、自己否定したことはありませんか?
実は、冒頭でお伝えしたとおり、iPhoneをうっかり壊してしまいました。
最後にバックアップとったのいつやっけ!?とか、なんでこまめにしておかんかったんや…と悔やんでも後悔先に立たず。
基本的に壊れるまで機種変しないので、新しいのが届いたらまたあのめんどくさい操作をせなあかんのかとうんざりしています。
はじめてスマホが壊れたときはそれはもう慌てふためいて「どうしよう!?データはどうやって引き継ぐん!?というか、ちゃんと引き継げるんか!?」と不安いっぱいで、自分がダメなやつだからこんなことになっちゃうんだと自己否定していました。
はじめてのことであれば、どうしたらいいのか、このままだとどうなってしまうのか不安になりますが、2回目以降、回数が増えるほど不安以上に“あれして、これして、こうしよう”の考えが出てきます。
自己否定してしまう理由もおなじではないでしょうか。新社会人としてはじめて出勤した日、どんな人がいるんだろう、上司が怖いひとだったらどうしよう、仕事でミスしてしまわないか…など不安いっぱいで会社に行ったあなたは、1年たち、3年、5年とたった現在は入社当時よりも不安な気持ちは減っているのではないでしょうか。
まだまだ不安でいっぱいというあなたは、もしかしたら成功体験が少ないかもしれません。
「成功体験が少ない」は思い込み!?
”成功体験”を積むことがいいとはよく聞くけれど、自己否定しがちなそこのあなた。成功体験=「高収入の会社で勤めている」「仕事のプロジェクトが成功した」「タワマン購入」など大きな成功をイメージして、わたしにはそんな成功体験がひとつもないと自己否定していませんか?
それは”大成功体験”。大きくイメージしちゃいましたね。
成功体験は身近にもたくさんあります。
料理がおいしくできたとか、電車で席をゆずったとか、髪を染めたらほめられたなど、”小さな成功体験”も成功体験には変わりありません。
大事なのは、勇気を出せた自分、うまくできた自分に気づくことです。
大きなケガや病気をすると感じることですが、自分の足でなんの痛みもなく歩けて、食事できて、朝まで眠れることは決して普通のことではないんですよね。
今日1日ケガもなく、健康的に過ごせたことも大きな成功体験の1つでしょう。
成功体験は自己否定を治す特効薬
自己否定をしてしまうのは、自分に自信がなく成功できるかわからないと不安が先に立っているからです。
まわりから「そんなこと思わないでいいのに」と言われてもやめられませんよね。自己否定しないでいいと言われて、はいそうですかと簡単にできれば苦労はしないでしょう。
わたしが成功体験を積み重ねる方法のひとつとして行ったことは、「自分をほめる作戦」でした。
両親は全然ほめてくれない人だったので、わたしは自信がもてず自己否定が強かったんですが、そのぶん承認欲求も強かったので、誰もほめてくれないのなら自分で自分をほめてやんぜ!!
これでもか!!というほど自分を褒めごろし、それは現在も続いています。
いくつか例に上げると、以下のように褒めています。
・お気に入りの(好きな)服を着る→「今日のわたし、イ・ケ・て・る☆」
・おいしい料理を作れた→「わたし天才~♡」
・仕事でミスをしたら(落ちこむだけ落ちこんで)「よし、どうしたら同じ失敗をくり返さないようにするかを考えよう」→「最終的に前向きに考えたわたしはエライ!」
やった事がないひとからしたら、「え、きもい」と思うかもしれませんが、自分で自分をほめた場合でも、脳内で快楽物質のドーパミンが分泌されているという実験結果も発表されているので、自分ではわからなくても脳はちゃんと感じているということになります。
心は後からついてきますので、続けてほめていきましょう。
タイミングはその場ですぐほめてもいいし、寝る前に1日をふり返ってほめるのもいいです。
心の中でつぶやくのもよし、可能なら声に出して言いましょう。ノートに書いて客観的に見るのもおすすめですよ。
継続的に行うことで成功体験を積むことになり、ひとからほめられたときにも素直に受けとりやすくなって、そして、自己否定する回数も減っていくことでしょう。
自分をほめるとき、〇〇をしてはいけない
自分をほめる上で注意点がひとつあります。
上司に怒られたけど我慢した
同僚にバカにされたけどスルーした
好きな人に気にいられるように行動した
「だれかに」「〇〇された」「どうしたら相手は~してくれるか(しないか)」という捉え方をすると、例えほめることはできたとしても、傷ついた気持ちのほうが強く残ったり、うまくいかなかったときに落ちこんで、いつまでも意識を変えられない自分にまた自己否定をしてしまいます。
基準が受動的な「だれか」だと、常に「だれに何をされたか」「だれにどうしてほしいか」が起点になり、他人を意識して行動することになるんですね。
そもそも、自己否定が強いひとは自分に自信がなく成功体験が少ないと感じているので、「だれか」が基準になると「自分はダメなひと」とさらに感じやすく、成功体験があっても「ほかの人はもっとすごい」と「だれか」とくらべて自己否定をし、「自分をほめる」という行動ができなくなります。
そして、自分をほめることができないとまた自己否定につながってしまうのです。
成功体験を積んで自己否定を治す最短の方法
相手が起点の受動的な考え方が成功体験の気づきや自己否定の思考につながりやすくなるとするなら、一体どうしたらいいのかというと、受動的の反対、主体的に考えることです。
「わたしはどうしたいか」「今のわたしにできることはなにか?」
行動の起点を自分にするということですね。
他人の行動は変えることはできないし、心(意識)を変えることはもっとできません。しかし、自分の意識・行動を変えることはできます。(その結果として、相手の考えや行動が変わることはあります。)
「自分のために」
「今できる最善の行動」
傷ついたり腹が立ったら、その気持ちをおさめることを考えましょう。それができたら、きっと自分をほめてあげられるはずです。
クセでつい自己否定をしても大丈夫です。そのあとに、自己否定をしている自分に気づけたとほめてあげましょう。自分の感情に気づくことも大事です。それも立派な成功体験でしょう。
「自分ほめ」今日からぜひトライしてみてくださいね。