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週二回の波乗りは贅沢そのもの

いよいよ6連休も5日目。

本当に何も考えていなければあっという間に連休というものは過ぎていってしまう。
昨日一昨日と妻の実家に帰ってしっかりと鋭気を養ったところで今日は娘は友達と遊ぶ約束をしていたので家族それぞれが思い想いの時間を過ごすという自由な一日となった。

私はというとやはり海に出発だ。
会社員をしているとなかなか週2回海でサーフィンをすることは難しくなる。もちろん体力的な部分もあるが家族との時間を全部投げ捨てて波乗りに行くというのも私のライフスタイルからすると少しずれてくることになってしまう。

今日は伊勢はスネヒザ(人は芋洗状態)、若狭は西ウネリが未だ到達せずにフラット〜スネ、波があるのは日本海では福井の三国より北の方という状態だった。
前回調子良かった内灘に行こうかとも思うが波情報をみると80人入水の混雑と今までの波情報では見たこともない混雑状態となっていた。

三国は砂のつき方次第でいつもコシハラ前後ではなかなか割れにくい。ということを考慮して北陸自動車道の加賀インターから近い塩屋海岸を目指すことにした。塩屋海岸はビーチが広く向きも幅広く抑えられることで汎用性が高いポイントだ。しかもあまり波情報サイトなどにも情報が載っていないため人は少なめというのがメリットだ。

しかし塩屋海岸に到着すると、いつもはガラガラの駐車場が奥の奥まできっちりと埋まっていたのだ。車のナンバーを見ると石川・福井も多いが、京都・大阪・神戸のナンバーもかなり多かった。
京都の人は伊勢・若狭でもそうだが連れ立ってこられてバーベキューなどを楽しんでいる割とパリピ系な印象がある。

いつもガラガラの駐車場だが7〜8割はびっしり埋まっていた。ここ光景を見て初めはちょっとガックリときた。せっかくの混雑を避けて日本海まで来たのにという思いが滲み出てしまった。

しかし海を覗いてみるとそうでもなかった。
この塩屋海岸は福井県との県境にあるポイントであるが隣の片野海岸を含めてかなり長い距離のあるビーチとなる。奥に行けば行くほど人は少なかった。

昔から感じていたのだがここのポイントは非常にクセが強い。どん深のショアブレイクはデフォルトなのだがミドルで割れるのだが続きにくいという特性がある。ミドルで割れるポイントブレイクはかなり形の良いものだが、それよりインサイドで割れる波はかなりダンパーで乗りにくいものが中心だ。

例にも漏れず今日は楽しかったのは楽しかったのだが、どうもうまくいかないと課題をたくさんもらった一日となった。

急激にほれてくる波への対処。ファーストブレイクからセカンドブレイクに向けての対応などまだまだ難しい波への課題が山積である。

そういった課題は山積なのだが、毎回こういった課題が生まれるからこそサーフィンは面白い。次に繋がる課題は大歓迎なのだ。

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