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第二波でウィズ・コロナの意識は高まる?

最近はまたコロナ関連のニュースがひっきりなしだ。
東京では累計感染者数が1万人を越え、1日あたりの新規感染者も300人越えと4月のピーク時を越えてきている。
私が住む滋賀県でもしばらくはほとんど新規感染者が出なかったにも関わらず昨日は学校クラスタで11人が感染、本日は17人もの新規感染者が出た。

しかしどうだろうあの4月の頃を思い出してほしい。
あの時よりも確実に恐怖感は和らいでいるのではないだろうか。あの時は得体の知れないウィルスによって日本中が恐怖に怯えていた。特に志村けんさんが亡くなられたあたりが本当に恐怖感のピークだったように思う。

あれからしばらくしてあの外出自粛「ステイホーム期間」が始まり、約2ヶ月もの間ほとんどの経済活動が止まってしまっていた。
私の大好きなサーフィンもほとんど危険はないはずなのに約2ヶ月間もできずにフラストレーションを溜めていた。


結局あのステイホームはなんだったのかというくらいに、今は政府も地方自治体も「経済優先」の方向性を示しているように思う。
あのすったもんだのGO TOキャンペーンをこの非常に急ピッチで感染している期間にも関わらず中止にしないというのは政府もある程度感染者が増えたとしても、それよりも今破綻しそうな旅行業や宿泊業の活性化を優先したいという強い思いが感じられる。

相変わらず昼の休憩時間に流れるワイドショーでは坂上忍が険しい顔つきでコロナ感染者が増えていることを大きく取り上げているが、確実にそのトーンは4月ごろのそれとは大きく違ってきている。

私も個人的にはコロナウィルスは日本では経済を止めてまでも是が非でも根絶しなければならないものでもないように思う。もちろん移さない移されないという意識を各人が持つことは大切ではあるのだが。


私の勤め先も本日の会議で再び県外への出張や県外からのお客様の来訪が禁止となった。こればかりは会社としてのリスク回避の決定ということで従わなければならない。
これから来年の春夏の品揃えを決める商談が始まるのだが基本的には今後はzoomなどでのオンラインの商談が中心となるだろう。
我々のような現物を取り扱うビジネスにとっては現物を触れないということは業務的には大きな痛手ではあるのだが仕方ないことだ。

デスクワークも基本は本社勤務ではなく自宅でのテレワークが中心になってくるとは思う。

これ自体は会社としても緊急時以外においても進めていく姿勢だったのでさらにその動きを加速させるためのきっかけになるのだろうと思う。


テレビの報道では第二波などとものものしく演出されているが、一度は緩んで戻りかけたコロナ前の生活への回帰によって自然に増えたとも言えるのだと思う。

ウィズ・コロナとポジティブに考えれば新しい働き方や生活スタイルがこれからますます定着していくし、ビジネススタイルもゆるやかに変化していくのだと思う。そう捉えれば決してコロナが強制的に変えていく世の中の変化というものも全く歓迎しないものでもないように思う。

そんな風に思う私は不謹慎だろうか。

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