![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54824528/rectangle_large_type_2_dbb59fd9e98422168ee8d0964dedeb7e.jpg?width=1200)
155☆野生のチコーリア
ぼんじょーるの!
朝からお天気の良い木曜日です。
そこそこ早起きしてミラクルモーニングのエクササイズから始めました。
最近気温が上がってきていて、9時とか、体を動かすと汗ばむの!
というわけで8時までにエクササイズを終わらせました。
前々からミラクルモーニングを中断するとしたら、夏だな、と思ってました。
イタリアの夏はホント、暑くて運動をする気にならないのです。
スポーツクラブも7月8月は休みだし!
さて今日は先日みんなの畑で摘んできた野生チコーリアのことを。
食べられるまでにするのが難儀な野草
この辺りではちょっとした野原には自然に生える野菜、というか野草か。
チコーリア。
日本で何と呼ばれる野菜なのか分かりません。
ウィキペディアでチェックしたら「菊苦菜」きくにがな、ですって!
たしかに菊のような花が咲くし、とにかく苦いので、ピッタリです。
みんなの畑にもいっぱいあるので抜いてきました。
育てるつもりがなくても勝手にアチコチに生えます。
お店で買うチコーリアとはちょっと違うんですよね。
あれはやっぱり収穫しやすいように品種改良されたものなんじゃないかしらん。
自生するチコーリアはとにかく根が深くて強いので、収穫するのに手間がかかります。
食べるのは一瞬ですけど、そこまでにするのにものすごく時間がかかる。
調理自体はあっという間なんですけどね。
とにかく野原に生えていたのを抜いたり摘んだりしただけなので、土だけじゃなく、食べられない雑草も混ざってます。
それをより分けつつ、泥を落としつつ、ダメになったチコーリアを取りつつ。
きれいになった部分だけをドンドン、ストウブに入れて行きます。
すべてを洗ってきれいにするのに1時間かかりました!
たぶん、この中には食べられる別の野草も混ざってるはず。
でも知識がないので、とりあえず覚えた野生チコーリア以外は除いてしまいました。
28センチフィッシュココット山盛りのチコーリア!
塩を少しだけ降って、むりやり蓋を閉めます。
蓋が重いから簡単に全てのチコーリアがお鍋の中に納まりました。
湯がいてから炒めるのがスタンダード
最初は中火で、蒸気が出てきたらごく弱火にして15分ぐらい。
すっかりカサも減って、チコーリアの下処理が終わりました。
この状態にまでしておけば、あとの調理は簡単だし、冷凍保存もできます。
チコーリアはこんなふうに調理したあとにフライパンで炒めるという、2段階調理がスタンダード。
八百屋さんで買ってきたとしてもお鍋2つ使うことになります。
美味しいのだけど、なかなかに難儀な野菜です。
日本だとタケノコみたいな感じかな。
自生してるし、もらってうれしいけど、調理の手間を考えると一瞬とまどう的な(笑。
この日の夜は女子会があったのでオリーブオイル、ニンニク、唐辛子、アンチョビを入れて炒めて持っていきました。
お店で買ってきたものとはぜんぜん違う野趣あふれる苦味が激ウマなので、ベジタリアン女子は好きですね。
野菜好きにはぜひ食べてほしいイタリア野草のひとつです。
それでは皆さま、善き夕べを Buona serata ぼぉな・せらーた!