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312☆11月半ばのローマの畑
ぼんじょーるの!
小雨の降る月曜の朝です。
いろいろ用事を済ませて帰ってきて今、noteタイム。
昨日はお昼からずっと畑で過ごしました。
趣味の畑なのでそんなにたくさんの作業があるわけでもないのですけどね。
海のシーズンも終わり、こんなふうにお天気の良い休日は自然の中でリフレッシュするのがこの辺りの人の過ごし方。
今の畑は水やりの必要もありません。
こんなふうに夜露がすごいから。
先週は雨つづきだったし、大地はたくさんの水分を含んでいるので、北西の風が9日続けて吹かない限り土が乾燥することはないのだそうです。
これはこの辺りの人の昔からの言い伝え、古えの知恵。
面白いですよね。
気候も良く何でもスクスク育ちます。
スイスチャードの畑もこのとおり。
何でも育ちすぎてもはや、どれがスイスチャードでどれが雑草なのか分かりません。
というわけでせっせと草むしり。
こちらも別の種類の冬の青菜。
タテに大きく成長するタイプなので、こんなふうに植えました。
これも草に埋もれていたので草むしりして、堆肥を与えます。
分かるかなぁ。
草むしり前はこんな感じだったのです。
緑の絨毯でなかなか美しいのですけどね。
肝心の野菜の成長のためには余分な栄養を他の草に持っていかれないほうが良い。
私がせっせと草むしりをしている間に、友だちは火をおこしてお昼ごはんの準備。
どんなときでもテーブルクロスをしいて食卓を整えるのがイタリア暮らしの基本です(笑。
これ、ホントにどんなときでもなので感心すると同時に、笑っちゃう。
すてきな畑のお昼ご飯の後は収穫タイム。
まだまだでき始めですけど、もう食べられるものたち。
スイスチャード、チコリア、ブロッコレッティ、レタスなど。
これは育ててるわけじゃないけど勝手にいっぱい生えてるキンセンカ。
若葉や花は食べられるんだって!!
こちらはとなりの畑のアスパラガス。
森のようにきれいでした。
実は私たちも今年はアスパラを植えました。
でも、まだまだ小さいうえ、こんなふうな森みたいにしたいので来春は収穫しません。
アスパラを収穫せずにそのまま放置しておくとこんなふうになるんです。
種もできていたのでちょっといただいて、私たちのアスパラエリアに蒔いておきました(笑。
それにしても黄葉して金色に輝くアスパラの森、きれいで神秘的ですらあったなぁ。