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お気に入り読書

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読んだ書籍、これから読む書籍。
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記事一覧

完走はしない、ただ目の前の言葉に埋もれる。

MUJIBOOKSシリーズが好きで、少しづつコレクションしている。 茨木のり子さんから始まり、よ…

百均でつくるストレスフリーな本棚。

書籍を自宅の本棚で保管するとき帯同士の引っ掛かりとか、読んでいる最中に帯と共に表紙がぺラ…

好きな時間が染み込む時間。

大好きな、平松洋子さんの著書。 ゆっくり、ゆっくり追いかけて、少しずつ自分の時間に染み込…

日常のなんとなく過ごす習慣にも歴史がある。

毎日のように飲むコーヒー、紅茶、お茶。 朝、キッチンでいくつかあるマグカップから気分で選…

小川洋子さんの視点の先は。

装丁が、陶器のようで、どすんとしながらもツヤをめかし、あまりにも繊細で。 一文字、一文字…

教養がないのなら。

最寄駅まで車で10分、公共のバスは1時間に1本〜2本。 度がつくほどではない、ほどほどの…

生き続けるということ。

『アンネの日記』ようやく手に取って、少しづつページをめくる。 15歳で命を落とした、アンネ・フランク。 頭の片隅で、子供のころ触れたことがあるだろう思い出と、まったく触れてこなかったような記憶が同居していて。自分の記憶とすり合わせたいと思いながらも私に読み込める力はあるのかと、大人になってから手が出せずにいた1冊。(正直、もっと早く読めばよかったと思う) 気になりすぎて、読めない。そんな感じだったと思う。 実際読んでみて、子供のころ「10代で私にはとてもできない」と思

自炊者になるための、自炊書。

きっと面白いだろう、と楽しみにしていた書籍。 三浦哲哉さんの『自炊者になるための26週』 …

なにかを愛することができるということーーそれは、なんというすくいだろう。

ヘッセの言葉。P.86

私を満たすのは、わたし。

”救いは自分自身に求めよ” -救いを誰かに求めてどうする。自分の行く末を誰かに委ねてどう…

物書き

「職業としての小説家」 著:村上春樹 「自分の文章を描きたい」と思った今。 改めて読み始…

つまらないの、わたし。

私、文章がつまらないの。 最後にはいつも投げやりであいまいさに逃げてしまい。自分の中身を…

イラストを描くのはあくまで手段。

描く人とつくる人のあいだ。 イラストを描き始めて8ヶ月。 始めたきっかけは言語化の弱さ。…

ダメな自分へのダメ出しが始まったら。

頑張ったのにダメだったとか、予定通り進められなかったとか。 気がつくと、自分のダメ探しが始まったら、手に取る書籍。 2年ほど前この書籍を見るまでは、ダメだった日を、ダメだった時間をひたすら悩み、「ダメなやつ」と自分を落とし込むサイクルにはまってばかりいた。 「人としての自分の価値は、作品や作品への反応とは別であることを思い出すようにしている。これを混合して惨めな思いをしたときのことも」p110-本文- 周りを見渡すとすごい方ばかりで私って本当にちっぽけで、比べればキリが