ダメな自分へのダメ出しが始まったら。
頑張ったのにダメだったとか、予定通り進められなかったとか。
気がつくと、自分のダメ探しが始まったら、手に取る書籍。
2年ほど前この書籍を見るまでは、ダメだった日を、ダメだった時間をひたすら悩み、「ダメなやつ」と自分を落とし込むサイクルにはまってばかりいた。
「人としての自分の価値は、作品や作品への反応とは別であることを思い出すようにしている。これを混合して惨めな思いをしたときのことも」p110-本文-
周りを見渡すとすごい方ばかりで私って本当にちっぽけで、比べればキリがないほど価値がないことを思い知る。
ただ、その事実に落ち込んでも何も始まらない、
価値の無いなりに、何ができて何を楽しめるのか?
自分で見つけないと、いつまでも作品の価値と自分の価値を混合させて、抜け出せなくなってしまう。
ダメな時があってもいいと思えるようになったのは、毎日が成功ではないし、成功があるのは出来なくて乗り越えてきた時間があったからだと、書籍を読んで思えるようになったから。
今は、自分でもダメな結果に自分自身を否定しないように心がけている。
確かに、それでも落ち込むし情けないことも多い、「だめだ、、」と嘆き亡くなった時用にこの書籍は私のお守。
壁にぶつかって凹むのは、いい意味で私だけじゃないと思えるし転んでしゃがむから見える景色もあると、思える。
今、この瞬間を肯定できるようになったのかなと思う。
まだまだ技術が足りないだけかもしれないし、そもそも私には必要ないスキルなのかなとか。自分自身ではなく、目的地に行くために、まだ足りないところがあるだけだと思えば、「なにをしようか?」と悩みが変わる。
落ち込んでも、凹んでも楽しんで生きていきたいと、ダメな私の背中を押してくれる書籍。