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サービスは未完成がちょうどいい?お客様と一緒に作る楽しさとは

こんにちは!
今日は、サービスのあり方についてちょっと語ってみたいと思います。お客様のサポートをしている中で気づいた「一緒に作る」サービスの大切さ、そしてその楽しさについて、みなさんにもシェアさせてください。


想像と現実のギャップが教えてくれたこと


ITサポートを始めた頃、正直「たくさんのことを知っていないとダメ!」と思い込んでいました。最新技術やトレンドを全部追いかけなきゃいけないのかなとか、専門知識をどれだけ増やしてもどこか不安がありました。でも実際にお客様と接してみると、求められるのは意外にも「もっと基本的なことをスムーズにしたい」というご要望だったりしました。

例えば、メールがうまく設定できないとか、簡単なデータの整理をしたいとか、技術的には決して高度なものではないけれど、日々の業務でとても困る部分ってありますよね?

その場で「これならできますよ!」とお手伝いすると、お客様が本当に助かったと喜んでくださる。そんな瞬間に、「あ、知識の深さより、お客様が必要としていることを理解することが大事なんだな」と気づいたんです。

サービスは「未完成の余白」が大事!?


そしてもう一つ、私が心がけるようになったのが「余白を残す」ことです。どういうことかというと、完璧な完成品を渡そうとするのではなく、あえて柔軟性を持たせたサービスを提供するということです。

たとえば、私が「こんなことができますよ」と提案すると、お客様から「それならこういうこともできる?」と新しいアイデアやリクエストが出てきます。そのやり取りの中で、本当に必要なサービスや解決策が自然と見えてくるんですよね。

これは、まるで一緒に料理を作っている感覚です。最初は「こんな材料がありますけど、どうします?」と聞いて、そこから「じゃあ、スープにしよう!」とか「ちょっとスパイシーな味付けにしてみようか!」と話しながら進める。お客様との対話が、サービスという料理をどんどん美味しくしていくんです。

あなたのサービスはどうですか?


「サービスは一緒に作るもの」という考え方は、ITサポートだけでなく、どんな分野でも活かせるはずです。例えば、何かを売るときや講座を開くとき、相手が何を求めているのか、どんな課題を解決したいのかを、しっかり対話してみる。それができれば、きっとお互いにとってより良いものが生まれると思うんです。

このアプローチは、お客様の声を聞きながら「どんなサービスが理想なのか」を一緒に探るプロセスそのもの。結果として、お客様にとっての「本当に欲しいもの」が形になり、信頼関係も深まります。

お客様と「一緒に」作る楽しさを広げよう


私自身、まだまだ試行錯誤の途中ですが、この「お客様と一緒に作る」という感覚はすごく楽しいんです。もちろん、時にはうまくいかないこともあるけれど、その試行錯誤が「次はもっといいものを作ろう!」というやる気に繋がります。

だからこそ、ぜひみなさんも自分のサービスやプロダクトに余白を作り、お客様と対話してみてください。あなたのサービスも、一緒に作るプロセスを取り入れれば、もっと特別なものになるかもしれませんよ!


今日のブログが、あなたのサービス作りやお客様とのコミュニケーションに少しでも役立てば嬉しいです。


それではまた。
みゆき



小規模事業者の方向けにビジネス戦略から考えるIT支援を行っています。
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