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その顧客情報、本当に必要ですか?

先日、あるサイトで会員登録しようとした際に「住所」の入力が求められていました。宅配が必要な商品であれば理解できますが、デジタルコンテンツを提供するサイトだったので、なぜ住所が必要なのか不思議に思い、登録をやめてしまいました。

私のようにオンラインで会員登録や資料請求をするとき、入力項目が多すぎると途中で「やっぱりやめた」と感じてしまった経験はありませんか?

今回はスモールビジネスの経営者の方に向けて、そんな顧客情報の取り扱いについて私が思うことをお話しします。


必要な情報だけを聞いていますか?


あなたが顧客情報を集める際、本当に必要な情報だけを集められているでしょうか。是非この機会に一度考えてみてください。
たとえば、商品の発送が必要でない場合は、住所を聞く必要はありません。不要な情報を求めると、顧客が疑問を感じ、離脱してしまうことがあります。

不要な情報を集めるリスク


顧客情報を多く集めすぎることには、いくつかのデメリットがあります。

  1. セキュリティリスクが増大
    収集する情報が多いほど、データ漏えいや不正アクセスのリスクが高まります。不要な情報を保有していることで、責任も増えてしまうんです。

  2. 顧客が登録を躊躇する
    入力項目が多すぎると、顧客は面倒に感じて登録をやめてしまいます。私自身も、入力項目が多いために登録を断念した経験があります。

つい多くの情報を求めてしまう理由


「同業他社が同じようにしているから」や「昔からそうしているから」といった理由で、無意識に不要な情報まで求めてしまっていませんか?競争が激化する中で、必要な情報に絞ることが顧客体験の向上につながります。

情報の見直しを


顧客から集める情報は、ビジネスの目的に応じて最小限にすることが大切です。入力項目を見直し、必要な情報だけを収集することで、より良い顧客体験を提供し、セキュリティ面のリスクも軽減できます。

是非、ご自身のためにも、お客様のためにも、一度情報収集について見直してみてくださいね。


それではまた。
みゆき



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