No,127.「養老先生のさかさま人間学 」から考えされられた一文
※この記事は1分で読めます
養老孟子の「養老先生のさかさま人間学」を読んでいて、いろいろ考えさせられたのでつらつらと書いてみる。
その中で、特に印象に残ったセリフを抜粋します。
「敵」と「味方」p48
「ある」と「ない」は対義語ではなく、よく考えたら補完語だといっていました。
補完とは:「不十分な部分を補って、完全なものにすること」(引用:goo国語辞書)
養老先生は、酒の瓶を例えに、
「酒が半分残っている(酒が半分ある)」「酒が半分減っている(酒が半分ない)」両方合わせて瓶全体ではないかと書いている。
つまり、「ある」は「ない」を補完し、「ない」は「ある」を補完する。補完しあって1つになるってことだろう。
確かによくよく考えたらそうだな~と、腑に落ちた。
「黒字」と「赤字」
「保守」と「リベラル」
「社会的」と「個人的」
「敵」と「味方」
「夫」と「妻」
これらの対義語は、不十分な部分を補って、完全なものにすることを意味するんだね。
そんな感じでいろいろ考えさせられることが盛り沢山。
この本は、子供から大人まで楽しめます。
おっと、子供と大人は対義語(#^^#)
最後まで読んでいただきありがとうございます( *´艸`)