"人のために"と素直に思えない時

仕事はお客様の問題解決である。
だから、お客様のために働く。

そう、間違っていない。
その上で、そう思うほどに違和感を抱えたことはないだろうか?

私は、ある。

患者さんのために、お客様のために、一生懸命。
これは素晴らしいことだし、同意する。

だが、本当にそう思えているか?
いつも本気でそう思っているか?

こう聞かれた時に正直に"はい”と答えられない時もある。
では、そんな時はどうするのか?

"自分のために"の使い方

ここは一旦、自分に正直に答える。

誰のために整体をやるのか?
に思い浮かぶ個人を書き出す限り書いてみる。

自分の場合は、そこに自分がいた。
そう、自分のために整体をやっている。
これは紛れもなく事実だ。

それは「こっちがやりたい」という理由で営業の仕事を辞め、就いたのだから。

だから、正直に自分のためにやっている。
この気持ちに素直でいいのだと思う。

知識を高め、技術を磨き、結果を出す。

貢献できた、力になれたと思って
これであの人は喜んでいるし、
痛みもないし、やりたいことができる。

痛くなくなった、ありがとうと言われ、
やりがいを感じる。

そんな姿を見て、誰が幸福感やいい気分になる感情に浸っているのか?
自分である。

反対に、仮に結果が出なくて悔しさや申し訳なさを感じているのも、自分。

そう考え、自分のためにやっていると素直になることで迷いは消えた。

"自分のため"に情熱を、"人のため"にやりがいを感じる

そして、"自分のため"に素直になり、その気持ちに応えるためにやっていたら自然と人のためになり、"やりがい"を感じる。

こんなプロセスで"誰かのため"と言えるようになった。
比率で言えば80:20くらいかもしれないが。

ただ、そうやって、パフォーマンスが上がり、さらに結果が出るならそれでもいいじゃんって思える。
なぜなら、辿り着く目的が一緒なのだがら。

その2つの目的が同じであると思えたら、
それでいいのだと思う。

情熱とやりがい、それは何のためですか?
自分のため、人のためにやる。それは何のためですか?

ここに一貫性があり、エネルギーが力が湧いてくるならそれがいい。

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