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When "i" is replaced by "we", even illness becomes wellness.

2023年がはじまりました。今年は少しずつnoteも書いていこうと思います。
インプットをアウトプットする、という視点で。

今回のタイトル「When "I" is replaced by "we", even illness becomes wellness」は現在、通っている大学院のMBAコースの講義で学んだ言葉。アメリカの黒人解放指導者マルコムXの残した言葉だそうです。

病気を意味するillnessのiをweに変えると(広義の)健康を意味するwellnessになる。

なんてことのない言葉遊びにも思えるけれど、一人よりみんなで立ち向かえば病気にならず、よりよく生きることができる、といった意味でしょうか。つまるところ利己主義より利他主義が、結果的に自分に良い形で返ってくる、世の中が良くなる、ということを端的に表した例えだと思います。

情報のあふれる現代において、利己主義的に生きることは簡単かもしれません。しかし、それは結果としてillnessになって助けも求められない狭い社会に閉じこもってしまうことにもなります。世のため、人のため、と考える利他主義に立つことによって、自分も世の中や誰かの助けを得ながら成長することができる。今という時代は、特にそのような思考が必要に感じます。

情報を独り占めせず、オープンにすることで、新たなイノベーションが生まれやすくなる。独りよがりの考えも、他者からの刺激を受けてより成熟することができる。そういったマインドシフトが、人間を二極化していく時代になるのかもしれません。

マーケティングもその上位活動のマネジメントも同じです。競争優位を確立するためには、利他主義でいることが、結果的に自分を強くし、社会に認められる時代になったと感じます。

自分はweを考えることができる人間の側にいつづけたい、そう思った言葉でした。

それでは、また。



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