i-Sketch Inc. Founder

「アイデアをカタチに、カタチをビジネhスに。」i-Sketch Inc.代表 山口武志…

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「アイデアをカタチに、カタチをビジネhスに。」i-Sketch Inc.代表 山口武志です。世の中を少しでも良くしたい、をVisionに個人や法人向けのマーケティングサービスやブランディングをお手伝いする会社を経営してます。 https://i-sketch.jp

最近の記事

知っていたけど忘れていた知識 tr≒70

NIKKEIを読んでいて、ふと目に留まった記事。 そういえば、これ習ったなあ、と記事を読んでいて思い出した。頭の中にはこうした知っているけど、何かのきっかけがなければ出てこない埋蔵金のような知識が眠っている。 自分埋蔵金を発掘するために、刺激を与え続けることは大事、と思った記事でした。 #日経COMEMO #NIKKEI 

    • 「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」(田中絵里菜 著)がなかなか面白かったハナシ

      大学院の講義の中で紹介され、気になっていたのがこの本。 「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」  著者の田中絵里菜さんがK-POPを対象にしてファンコミュニティの力を分析し、K-POPの仕掛け人たちの具体的なファン形成のアプローチや、ファンの活動内容の詳細に至るまで詳細に語られていて実に面白い。というより、とても勉強になった。  いわゆるファンダムと呼ばれる、K-POPが生み出す経済活動が日本の半分のサイズ感の国である韓国で爆発し、世界を巻き込むに至っている現状は本当に

      • 「知っていること」と「知らないこと」の境界線と「低空飛行」(原研哉)

         いま、MBAコースで通っている大学院の講義で、「知っていること」と「知らないこと」の境界についての話があった。  白紙の上に円を描いて、円の中を「知っている」としたときに、「知らない」はどこにあるか?と問われ、当然のことながら円の外側が「知らない」領域だと考えた。しかし、教授の答えは違った。  「知らない」は「知っている」の円の線上、つまり境界線にある、と言う。「知っている」と「知らない」を区分しているのが円であるならば、その円の境界が「知らない」のである、と。  そし

        • 「お疲れさまです」という言葉に漂う哀愁

           ある日の夕方、近所を犬の散歩で歩いていたときのこと。 目の前をのんびり歩くおじさんがいた。おじさんは手には横断旗を持っていた。おじさんは、小学生が安全に横断歩道を渡ることができるよう、旗を掲げる当番の帰りのようだ。  すると、道の向こうから学校から帰宅途中の小学性と思しき少年が歩いてきた。少年は、明るく、元気よく、おじさんにこう言った。 「こんにちは~!」  目の前を歩いているおじさんは少年に向かって手を上げながら言った。 「お疲れさまです~。」  え・・・? と僕は

        知っていたけど忘れていた知識 tr≒70

          AIが発達したVRの世界で生きていくこととは?~レディ・プレイヤー1を観て。

           最近、映画「レディ・プレイヤー1」を鑑賞した。いつかどこかで誰かがおすすめしていたのを備忘録のメモに残していたままにしていた映画だ。知っている人も多いかも知れないが、2018年に公開されたスピルバーグによるSF映画なのだが、非常によくできている。  よくできている、というのは2018年に制作されたSFの世界が、2023年に見ると本当に近い将来起こるのだろうな、と感じさせる点である。映画の舞台は未来の貧富の格差の激しい世界。しかし、貧しくてもVRさえあれば、バーチャルなメタ

          AIが発達したVRの世界で生きていくこととは?~レディ・プレイヤー1を観て。

          選択の科学 ~The Art of Choosing~ Sheena Iyengar著を読んで

           少し前に、『選択の科学』という本を読了した。現代はThe Art of Choosingとなっているので、邦題の訳はちょっと意味づけが異なってしまうのが残念。しかし、Artという言葉が、単に芸術や美術におけるアートという意味ではなく、哲学的な意味を含んでいることを考えると、バッチリとくる邦題は難しいのもうなずける。  もともとはビジネススクールの講義で教授からジャムの実験に関するエピソードを聞き、その元ネタがこの本だと知って手に取ったのがきっかけだった。人は豊富な選択肢が

          選択の科学 ~The Art of Choosing~ Sheena Iyengar著を読んで

          異次元ってなんだろう。

          昨年くらいから「異次元」という言葉が政治やメディアで飛び交うことが多くなり、とても耳にひっかかっています。 異次元の緩和、異次元の少子化対策など、岸田首相の口からは異次元という修飾語がよく出てきます。 そもそも異次元とはなんでしょう。広辞苑のサイトで見てみます。 い‐じげん【異次元】 ①異なる次元。 ②日常的な空間と異なる世界。 私たちの生きている世界は3次元の世界です。平面であれば2次元、ドラえもんの世界は4次元。いや、今の3次元で生きる世界に「時間軸」を加えると4

          異次元ってなんだろう。

          宇宙飛行士と文系と理系。日本の教育の分かれ道について考えてみる。

          少し前の話ですが、NHKの番組で「選ばれるのは誰だ?密着!宇宙飛行士選抜試験」という番組を見ました。実は、直接の知り合いではないのですが、この番組で取り上げたJAXAの宇宙飛行士選抜試験に参加している人がいるので興味を持って見たのです。 残念ながら、その人は番組で取り上げられることはなかったのですが、4000人以上の一般応募者が宇宙飛行士に憧れて数々の難関試験に挑んでいく姿はとても面白かったです。試験の一つ一つも、座学だけではなく、運動能力、コミュニケーション能力など宇宙空

          宇宙飛行士と文系と理系。日本の教育の分かれ道について考えてみる。

          When "i" is replaced by "we", even illness becomes wellness.

          2023年がはじまりました。今年は少しずつnoteも書いていこうと思います。 インプットをアウトプットする、という視点で。 今回のタイトル「When "I" is replaced by "we", even illness becomes wellness」は現在、通っている大学院のMBAコースの講義で学んだ言葉。アメリカの黒人解放指導者マルコムXの残した言葉だそうです。 病気を意味するillnessのiをweに変えると(広義の)健康を意味するwellnessになる。

          When "i" is replaced by "we", even illness becomes wellness.

          広告クリエイティブの明るい未来

          青山のスパイラルホールで開かれている岡康道展を見にいきました。会場は想像以上の多くの人で溢れています。スパイラルの展示でこんなにたくさんの人が集まっているのを見たことはありません。それほどまでに岡さんに興味がある人、遠くても近くても何らかの関係がある人がいたりするのだと思うと、驚きました。 岡さんは僕の前職ではヒーローのような人です。広告会社の営業から、難度の高いクリエイティブ局への転局試験を突破し、誰もが見たことのある広告を数多く作り出したスーパーCMプランナーでありクリ

          広告クリエイティブの明るい未来

          起業1年目 住民税額決定通知が来たけど、どっと疲れた話。行政のデジタル化の道ははるか遠い。

          6月に入って今年後半からの住民税額の決定通知が届きました。納税額は予想通りというか、昨年まで勤めていた会社での所得ベースなので、た、高い。。。 起業してからは税金や社会保険料を減らすべく、自分のお給料額を減らすなど工夫をしているけれど、今年の住民税はなんともならない。 同封されていたリーフレットに電子申請がおすすめ、と書いてありました。しかし、自分が住んでいる自治体はモバイルバンキングでのペイジー非対応。コロナ禍ということも相まって、わざわざ銀行に納付しに行かなくて済む電

          起業1年目 住民税額決定通知が来たけど、どっと疲れた話。行政のデジタル化の道ははるか遠い。

          合羽橋の「江戸手研ぎ 研ぎ陣」で包丁を研いでもらった話

          浅草、合羽橋道具街。 実にさまざまな飲食にまつわるお店が集まる町。 今日は家から包丁3本を持って訪れました。 たまたまネット上で合羽橋のとある包丁屋さんの研ぎがすごい、という記事を見て、うちの包丁も研いでもらおうと思ったのです。普段、自宅で砥石を使って包丁を研いでいたのですが、良い切れ味がなかなか続かない、というのが悩みでした。 その研ぎのすごい包丁屋さんというのが、「江戸手研ぎ専門 研ぎ陣」というお店。早速、お店を訪ねて店員とおぼしき職人の方に見せると、ちゃんと研いで

          合羽橋の「江戸手研ぎ 研ぎ陣」で包丁を研いでもらった話

          ちょっと大げさだけど、食事制限をしてみて食を楽しむということがわかった気がした。

          生まれて初めて大腸の内視鏡検査というものをすることにした。特にどこか悪いということはないのですが、会社を辞めて独立したこと、年齢もややアラフィフに近いこともあり、「体が資本」を意識したからかもしれません。 知人の何人かが薦めてくれたクリニックで胃カメラとセットで大腸の内視鏡検査。胃カメラは会社員時代に何度か経験しているので、あまり気にならないけれど、お尻からの内視鏡は気分を大いに憂鬱にさせてくれます。。。 検査前日から食事制限が始まり、ラーメンはもちろんのこと、牛、豚、鶏

          ちょっと大げさだけど、食事制限をしてみて食を楽しむということがわかった気がした。

          湯河原という土地で芽吹く新しいガストロノミー。

          週末に一泊二日で伊豆〜熱海〜湯河原と旅行してきました。 1日目は伊豆で一泊、2日目は熱海、湯河原を周って帰途につく小旅行。 2日目の熱海では、ちょくちょく顔を出しては、いい品がないか物色している基地 -TESHIGOTO- 基地に立ち寄りました。 この店は熱海や周辺のエリアの陶芸やガラス、木などを取り扱った作家さんの作品のセレクトショップ。バイヤーのセンスがとても良いのです。基地に行くたびに、よい作品に出会うことができるので、ついつい買って帰ってしまいます。 今回、お店に

          湯河原という土地で芽吹く新しいガストロノミー。

          グラスワイン一杯サービスの裏にあるココロ

          行きつけの飲食店が、この、コロナ禍の影響で客足が伸びず苦戦をしていた。 コロナ前は月1〜2回は通っているお店。 カウンターだけの鉄板焼きの洒落たお店で、対面ならではの店主と会話を楽しみながらの食事ができるお店です。 その店主がコロナに負けじと打って出たのがクラウドファンディング。 クラファンのプラットフォームを活用して、寄付額に応じて店主セレクトのワインやワイングッズをお礼の品にプレゼントするというもの。 自分のところにもSNSを通じて、ぜひ協力してほしいと熱烈なメッ

          グラスワイン一杯サービスの裏にあるココロ

          ペットオーナーのためのアプリがよく考えられていた。

          先日、愛犬の具合が悪く、かかりつけの動物病院に連れて行った際に、受付の方から「ペット手帳」というアプリをすすめられ、簡単なリーフレットをいただいた。 受付の方も、まだよくわかってないんですけどねぇ笑、とおっしゃっていたのだが、とりあえず動物病院がすすめるのだから、と帰宅後に早速アプリをインストールしてみた。 愛犬の情報を登録、かかりつけの動物病院を登録するだけのわかりやすいインターフェース。 毎日の愛犬の健康状態を入力することもできるため、記録用としても活用できる。いつ

          ペットオーナーのためのアプリがよく考えられていた。