副業だから楽しめる!同人作家「倉くらの」さんのKindle成功物語が面白かった|『パート主婦の同人副業』を読んで
いつもnoteでお世話になっている「倉くらの」さんが新しくKindle本を出されたようなので読んでみました。Kindle10冊目の本ということで、本を一冊も書いたことのない自分からするとすごいなぁと憧れしかありません。
Kindle Unlimitedの対象本です!
※以降「くらのさん」と表記させてください。いつも親しみ込めてそう呼ばせていただいておりますので。
くらのさんは、同人作家さんでいらして、BL本やTL本を電子書籍という形態で執筆販売されています。BL: Boys Love, TL: Teens Loveのようでして、読んで字のごとく男性同士もしくは男女同士のファンタジー要素の入った恋愛物語が主な作品です。
くらのさんの作品の中で特にお気に入りは、『塔の魔術師と騎士の献身』(紹介記事)と『盗賊と領主の娘』(紹介記事)です。前者はくらのさんの自信作であり最も読まれている作品でもあります。BL本なのですが、ストーリーがしっかりしていて物語自体が面白いです。男性のぼくでも楽しむことができました!
後者はぼくの中で特に印象に深い本です。一時期、小説投稿サイトで投稿していたけど、諸事情によりより公開をやめたそうなのです。しかし、心無い第三者がとある小説投稿サイトに無断でその人の作品として投稿してしまったようなんです。悔しいこと人気があったようです。くらのさん的にはとても辛い思いをされたようでした。
一方で個人的には無断転載されたのに人気があるとはどういう作品なのか?とすごく興味を持ったのでした。読んだら面白かったのです(あ、くらのさんごめんなさい🙇)
前置き長くなってしまいました。くらのさんの記念すべきKindle本10冊目である『パート主婦の同人副業』について紹介をしてみたいと思います。
最初のころの同人小説ではあまり売れなかったようです。しかし現在は、おこづかいとしては多すぎるほどの副収入を得られるようになるまでのノンフィクション物語です。小説を書くのが好きで、それを副業につなげたい方にピッタリの1冊です。
倉くらのさんによる本のご紹介はこちら
くらのさんは、もう3年くらい同人小説を書かれているようです。最初は鳴かず飛ばずだったようです。小説を副業に選ばれたのも、当時の生活環境によるものだったみたいです。
副業は外に出て働くのが一番手っ取り早く収入に直結しますが、当時は慣れない環境だったせいもあって、その環境へ適応するのに精いっぱいだったようです。おそらくですが以下の書籍にくらのさんの当時の生活が描かれていると思われます。
そう、アメリカで暮らす駐在妻さんだったのですね。そりゃ慣れない環境でたいだろうなと思いました。
書いても書いてもなかなか売れない日々|売れるためにはランキングにのるのが大事なようだけど・・・
最初から収益目的ではないと思いますが、最初は書いても売れなかったようです。しかし、楽しみながら小説の執筆は続けていたようです。
やっぱり好きこそものの上手なれでしょうか。しかし、売れるためには秘訣があるようです。Amazonのランキングに載るとすごく変わるようですね。
でも、そのランキングに載るにはどうしたらよいのか。そこが知りたいところですけどそこが難しいですよね。その方法をくらのさんの実体験を踏まえて本書では語っています。書いている小説をもっと露出させたい方にはすごく参考になると思いました。
売れるにはエ〇が強い|ではどうすれば
電子書籍と相性が良い・悪いがあるようです。その中で強いのはエ〇のようです。本書では△描写と書かれておりますが、もうここまで書くとなんとなく察していただけますでしょうか。伏字のようで伏せられてないですね。笑
人間の三大欲求に根ざしていることなので興味のない方はいらっしゃらないと思います。それほどに大切な要素のようです。でも、なんで電子書籍と相性が良いか?と聞かれると理由がピンときませんよね。
そのあたりもしっかりと解説されています。よく分かった上で電子書籍を執筆していくのは、よくわからないけど書いていくより書き方が変わってくると思いました。
小説はこれまでの経験や普段の生活からネタがでてくる
ぼくは、小説を書ける方はすごいなぁと思います。遠い存在かも。
というのも自分ではとても長いストーリーを持たせて論理展開がさせるのが難しいからです。それを矛盾なくそれもストーリーを楽しく書くのは才能の一つだと思うのです。
しかし、本書を読んでいくと、小説のネタはこれまでの人生経験や、普段の生活からネタが得られるようなのですね。であれば、ぼくも何かかけるかも?なんてちょっと期待をしたくなりました。
副業だから続けられるということもある
副業がうまく行きだすと、そちらに集中すればもっとうまくいくかもという心境になると思います。くらのさんは、そんな誘惑には負けませんでした。今は副業として活動することを選ばれているようです。
いや、専業も副業も選択としては、どちらも正しと思うのです。ただ専業にすることでうまく人もいれば、逆にうまくいかない人もいると思います。
副業で小説を書いていると、それ以外の時間(パートや別の仕事)などが意外と気分転換になったり、健康維持になったりするようです。無理なく活動するには副業の形態もいいなぁと思いました。
まとめ:副業で売れる小説を書きたい方におすすめの1冊
今回は、倉くらのさんの記念すべき10冊目のKindle本『パート主婦の同人副業』を紹介してみました。楽しみながら、小説を書き続けるくらのさん。これからも応援したいと思います。
実はこの『パート主婦の同人副業』は三部作のようでして、前著の『オタクな主婦がBL同人小説を売って夢を叶えた話』と『書いた同人小説を売りたいのでいろいろやってみた!』もおすすめです。
2冊ともKindle Unlimited対象の本です。
こちらは、電子書籍を始めたきっかけから、露出を増やしていく過程がより詳しく描かれております。読んでもらうための努力を苦労しながらも楽しみつつ活動されているのがとても印象的でした。くらのさんのエッセイは作品と同じく、とても読みやすく親近感があるのでぼくの中でのお気に入りの作家さんのひとりです✨
3行日記:少し暖かくなってきてほっとしています
先週末の寒さが少し遠のきました。ほっと一安心です。安心しきらずに冬の準備をしようと思います。夏から急に冬になった感じですものね。土曜日はもしかしたら熱があるかも・・・と怯えましたが、どうやら大丈夫だったようです。
1年前:息吹という作品を読んでいたようです
息吹という病気ネタの作品を読んでいたようです。早期発見のパラレルワールド物語でした。とても神秘的だったような記憶があります。あと、ちょっとかわいそうな展開だったのかも。そんな記憶がある作品だと思います。面白かったと思います。
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