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『変な家2』を読んでみた!11の間取り図の謎が面白い|最後までミステリアスですね

ミステリー本を読みました。『変な家2~11の間取り図~』です。

前作の『変な家』では、一見何の変哲もないごく普通の家の間取り図から、よく見ると不思議な間取りであり、その目的を推理していくと背筋が凍るほどの恐ろし事実を見つけてしまうというそんな人気の書籍です。

作者はYouTuberである雨穴(うげつ)さん。雰囲気はとてもおどろおどろしくてミステリアスです。以下が前回の『変な家』を読んだときの記事です。

最初はYouTubeがアップされているのを見たところ、それだけで怖くて虜になりました。さらに小説に発展させると、壮大なドラマというか愛のドラマ(?)とも思えて奥深かったです。

そんな期待の中、第二弾となる『変な家2』を読みました。


まずはYouTubeでチェック『変な家2』

プロモーションの動画ではなくて、本編の導入話的な内容になっております。つまり、本を読む前に是非とも見た方が良い動画と言って良いでしょう。30分の動画でして、これだけで十分楽しめます。この動画をみたら、本編を早く読みたくなりました。

『変な家2』は11の間取り図の関係性

『変な家2』では、短編が多く続きます。そして、それぞれ間取り図が関係していきます。どれも何の変哲もない間取り図。でも、何かミステリアスというか気味の悪さがあります。

それらを、ひとつひとつ見ていくと、ある共通点が・・・といった流れです。全部短編で終わらないのはお約束ですので、それぞれ意味があって紐解いていくのがおもしろいです。

11の間取り図を見ながらなので、落ち着いて読める環境が良い作品

本編は、11の間取り図を見比べながら読み進める必要があります。

1「行先のない廊下」
2「闇をはぐくむ家」
3「林の中の水車小屋」
4「ネズミ捕りの家」
5「そこにあった事故物件」
6「再生の館」
7「おじさんの家」
8「部屋をつなぐ糸電話」
9「殺人現場へ向かう足音」
10「逃げられないアパート」
11「一度だけ現れた部屋」

変な家2より

これだけの間取り図がありまして、それを見ながら読むので、ながら聞きの方はちょっと不利かもです。

オーディブルでも、間取り図片手に聞くが良さそうな作品です。

栗原さん冴えまくり

最後は、必殺解決人と思える栗原さんの登場です。前作でも活躍されましたが、推理がめちゃくちゃ得意な方です。説明を聞くとなるほどなぁと思いました。

ただ、一方で、若干キレモノすぎるような気もしますが、そこはドラマというかフィクションなのでご愛敬かなと。

でも、それだけでは終わらないところも、この本の魅力ですね。

ということで、本書ははじめての方でもおすすめです。でもせっかくなら前作も読みつつ、こちらも読んでもより、作者の雨穴さんの世界観に浸れるのかなと思いました。以下は前作の『変な家』です。

#3行日記 :昨日は自転車に乗れなかった

毎日自転車を少しづつ乗っておりますが、昨日は乗れなかったな・・・。
また、今日から乗り始めるのです。健康のために頑張ろうと思う。

#1年前 :世界の果てにひろゆき置いてきたをみて日本のことを思っていたようです

去年の今頃は、世界の果てにひろゆきおきてきたというシリーズが好評だったのようです。たぶん、第二弾とか、今は第三弾とかあったような。その中の一コマですね。世界の国の中では母国のほかに公用語が英語となっている国があって、とかに日本は日本語オンリーなことを取り出されるます。

しかし、日本語オンリーで、英語が通じにくい(昔に比べれば全然広がりましたけど)ということは、そんなに悲観することでなく、しっかり自国を守っているよという視点が目からうろでした。まんざら日本を捨てたもんじゃないなと思う一方で、これから努力していかなにと、本当にふるい落とされるぞ、とも思いました。

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