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七草みずきさんの本:3冊目目『メンタル不調でも「休めない人・復職する人」が気を付けること』|休職が一番近道だけど休職中の過ごし方、復職時のポイントも押さえておこう

今回ご紹介するのは、七草みずきさんの書かれた本の3冊目:『メンタル不調でも「休めない人・復職する人」が気を付けること』です。タイトルから察する通り、日ごろお仕事をされている方でメンタル疾患に悩まれている方に向けた1冊となっております。

著者である七草みずきさんは、双極性障害Ⅱ型という診断を受けながらも現在は寛解という事実上の治療完了までもっていかれました。

<前作の記事のご紹介>

また、七草みずきさんはOLのご経験もあります。ご自身の経験も踏まえて、さまざまなメンタル疾患で仕事を休職される方がいる中で、本書は特に働きながらも双極性障害Ⅱ型に悩まれている方にむけて、休職した方が良いのか?どのように復職したらよいのか?という疑問にお答えしています。


作者の七草みずきさんによる本書のご紹介ページはこちら

七草みずきさんも、本書のご紹介をされてますので、こちらもどうぞ。

うつなどメンタル不調になる方の多くは根が真面目な方

本書によると、うつやメンタル不調になる方の多くは、まじめな方が多いようです。あれっと思ったら、なるべく早く心療内科などにかかられた方が良いようです。

たしかにその通りだと思います。それに時間も意外とかかるものです。

これは私も経験したことですけが、心療内科は風邪で病院にかかるようにはかかれません。メンタル不調に悩まされている方が非常に多く、心療内科も大変混雑しているのです。初診までに1か月かかるケースも珍しくありません。あれっと思ったら時には早めに行った方が良いと思います。

元気そうでもメンタルの調子は良くないかもしれません

本書を読んでの発見は、元気そうでも気持ちに問題を抱えていることがあることです。前著『あなたのパートナーもしかして双極性障害Ⅱ型かも?』でも書かれていますが、双極性障害の場合は、うつの症状と躁の症状(ハイテンションになる症状)の両方を繰り返します。双極性障害Ⅱ型の方の軽躁状態というのは、一般の人からは元気よく見え治ったように見えます。病気のご本人でさえも治ったと勘違いする症状になるのです。

そんな周りからもご自身からも見分けづらい双極性障害Ⅱ型の見分け方や、病院に行くレベルなのかどうなのかについて、本書では、わかりやすく解説してありました。

自分の病状だけでなくて、気になる同僚や家族にとっても気付きを与えてくれると思います。

対策をしてから復職しよう

本書が親切なのは、休職後のことを詳しく解説していることでしょう。休職が決まると、会社は働かせることはできなくなるので仕事から解放されます。それから徐々に回復していくのです。

しかし、もっと大事なのは復職時のことです。そのまま復職すると間違いなく再発します。考えれば当たり前のことですが、ストレスの源となった仕事や職場環境から離脱することで回復できたのに、全く同じところに戻れば病状が復活するのは目に見えてます。

本書は、復職する前にすべきことを分かりやすく解説されてます。

休まなくても解決法はある(ただ、やっぱり休職がおすすめ)

七草みずきさんによると、一番のおすすめは休職することが復活の一番の早道とのことです。しかし、人には事情というものがあり、働きながら治療をする選択も肯定してます。

働きながら病気を治療するためのポイントもわかりやすく書かれていて親切だなと思いました。

まとめ:復職・働きながら治療する人が一度手に取ってほしい1冊

本書は、休職をされてようとする方をはじめ、復職に向けて休職されている方、働きながら病気を治療をされようとする方に最適な1冊だと思います。

気になる方は一度手に取ってみていただきいたいなと思いました。

#3行日記 :明日仕事を進めるには、前の日に少しでも取り掛かっておくこと

最近忙しくて、1つやろうとしている仕事が、1日できず、2日できずとなっていました。これは嫌なパターンと思い、昨日ちょっと無理して、先延ばしの仕事を少しだけ取り掛かりました。

たぶん、これで今日は先延ばししていた仕事ができると思います。ここに書くのは進める自分への宣言でもありますけど(笑)
そして、現に少しだけ進んだことになってます。先延ばしのものがあったら、とりあえず少しだけ進めてみるのがおすすめです。

#1年前 :「言語道断」は良い意味だったとは驚きでした

「言語道断」という言葉があまり好きではないのですが、調べてみると本来良い意味であることに驚きました。本来は逆の意味の言葉は、全然ありそうです。(全然は、肯定的表現にも使われるようになった例かも)

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